我想一個人映画美的blog

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ドッグ・イート・ドッグ/DOG EAT DOG

2017-07-07 00:38:07 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

たまに騙される

「タランティーノ、絶賛」の文字。

 

原作はクエンティン・タランティーノも絶賛した、エドワード・バンカーの同名小説(ハヤカワ文庫NV)。

この映画に至っては、ホントかよー!って突っ込みたくなること必至。

 

というか、今気づいたんだけど

タラが絶賛したのはあくまで原作本の方で、この映画ではないんじゃないの??

 

きー騙されたー!

 

エドワード・バンカーの同名犯罪小説を「ラスト・リベンジ」に続いて

ポール・シュレイダー監督、ニコ&デフォーさんで映画化したバイオレンスサスペンス。

ニコとデフォーといえば、リンチ(デヴィッドリンチ)の「ワイルドアットハート」以来でしょ

 

ニコの映画は近年つまらない(ツマラなそー)なのが多く劇場で観るのはパスしてたから久しぶり。

ニコとデフォー氏となれば見逃せない上に、タラ絶賛ってことでわたし得だったので早速観に行ったのだ、、、、

 

 

なんだこれ。ツマラん

 

間違いなく今年のワースト入り決定。とりあえず今年の劇場映画の中では一番つまらない

 

撮影、音楽はいかにもタラ好みで

タラの「キルビルNo1」の日本人バンド ザ・5,6,7,8’sの「ウー・フー」かな?の別アレンジの曲使ったり。

映像は面白かったけど、中身(脚本)が全く面白くない!

 

 監督は「アメリカン・ジゴロ」のポール・シュレイダー。

「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の名脚本家としても知られるシュレイダー、

「ラスト・リベンジ」に続き、ニコとは2度目のコラボの本作では、

監督自身も割と重要なギャングのボスで登場。いやー、頼みますよ。

 

真っピンクのレトロ可愛い部屋でのデフォーさんがなにやら様子がおかしいとこからのオープニングは面白い。

すぐキレる、ダメ男キャラマッドドックのウィレム・デフォー。

 

金払ってアレしてもらうも全然ダメ。

 

 

出所したばかりのニコ演じるトロイ。

仲間と共に新たな仕事に取りかかるや、予想外の事態に直面してどんどん変な方向へ泥沼化。

 

 

もう一人のお仲間、巨漢のディーゼルには、TV「ウォーキング・デッド」(シーズン5)のクリストファー・マシュー・クック。

え?ウォーキングデッド大ファンだけどこんな人出てたっけ??と調べたら1回だけのゲスト出演だって。

 ←これか〜。

 

 

ムショで知り合った3人が、シャバに出ても悪巧み!

無事に更生できるのか

と云う話ではもちろんありません

 

 

2/10(25点)

 

 

ネタバレあり

つまらないので感想、サクっと。

 

せっかくニコとデフォー再共演なんだけどー

 

一番キレてて唯一面白いキャラだったデフォーさんがまさかの仲間に殺られ途中で死んじゃって

余計に全くつまんなくなった。

デフォーさんのインタビューで

「ポール(監督)は非常に思慮深い人間で、今回も作品に取り掛かる前に「僕たちの最大の義務はつまらないものは作らないこと、つまらない瞬間を一つも作らないことだ。とにかくエンタテインメントな作品を作りたい。みんなが楽しんで観られるものを作りたい」と言っていた。

と言ってるんだけど、いやあ十分つまらなかったわ。(つまらないしか言えない)

 

仲間二人は死に、トロイは結局警察に捕まって、ムショに戻ることになるいう

意外でもなんでもないオチ。

うーん。

 

 

長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイは、ムショ仲間だったコカイン中毒のマッド・ドッグ、巨漢の取り立て屋ディーゼルと再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は、イカれた地元ギャングの首領から、ある仕事の依頼を受ける。それは借金を返済しない男の赤ん坊を誘拐すること。一見、簡単に見えた報酬75万ドルの大仕事だったが、事態は最悪な展開を招き、3人は追われる身となってしまう。

 

 

 

 

 公式サイト

DOG EAT DOG               アメリカ      2016年        93min

6月17日より、公開中〜