こんにちは。
今、遡って記事を書いている途中で前後してしまいますが、
先に術後検診のお話をUP。

9月10日、退院後初めての診察、術後1週間検診に行ってきました。

早めの9時30分予約

お腹の痛みもあるので少し余裕を持って、自宅をでる。
人や自転車に当たらない様、端を歩くようにしました。

途中キューって刺す痛みもあったが、無事徒歩で病院へ到着。
再来機で受付して、受信機(ポケベル)を受取って、2Fの婦人科へ。

一応、長距離歩いたので出血が酷くなっていないかトイレで確認したけど、
大丈夫でした。


いつものように、タブレットしながら待ってると、
受信機がブ~ン(婦人科24番2G診察前室へ)表示。

今日はほぼ予約時間に鳴り、すぐに呼ばれて診察室へ。

入院中のお礼を伝えて、少し雑談した後まず問診。

出血がまだ続いているけど、生理5・6日ぐらいの量なので
おりものシートで間に合う程度。

下腹部の痛みは一昨日余りにも痛くて、カロナールを服用したこと。

痛みでスムーズに排尿できないこと。

下腹部に力が入らないので、便がしにくい。

術中の姿勢の影響か、肩や腰のハリや痛みがある。

をご報告。

Y先生は 聞きながらPCへ打ち込んで、
まずは内診して膣や腹部の創を診ましょうねと、内診室へ移動。

少し出血状態で、内診できるのかと心配しましたが、
問題なったみたいです。

まずお腹の腹腔鏡の創ですが、入院中から貼っている絆創膏のままでしたので、

あっ、このままの状態でいいですよ (^∇^)
ドレンの部分は縫ってないので長めに貼っててください。
皮膚を寄せていたほうが、きれいに治りますからね。

次に膣に器具を入れるとき、
術後で創だらけだから痛いかなぁ・・・と、はいその通りとても痛かったです。

ヒリヒリして思わずイテテテ・・・(x_x;)

そうだよね、痛いよね、術中かなりいじっているから、そうだよねと
気遣ってくれました。

観察して膣内部を消毒して、きれいになってますよぉ~
大丈夫そうですねと、ひとまず順調!

内診中も、入院中膣の痛みで座れない状態が続いてましたが、
今はどうですか?とか、尿の出具合や痛みは?とか聞いてくださるので、
短時間だったら座れるようになった事。
尿は座ってすぐにでなくて、痛みもありしばらく力入れないと
でてこない事をおはなししました。

次に経膣超音波(プロープという器具)を使用して卵巣もチェック、
こちらも問題なしで終了。

ふぅ~痛かった。

今日ナプキン持ってますか?と看護師さんに聞かれて、
おりものシートでしたら持っていますと答えたら、

Y先生が、あ~ナプキンの方がいいと思うよ~今膣の創を触っているので、
しばらく水のような出血するかもしれないので、びっくりしないでくださいねと。

看護師さんが気を利かせて、ナプキンひとつ下さいました。
有難うございます。

いただいたナプキンを着けて、下着とズボンを簡単に履いて、
すぐ腎臓エコーです。

上着をまくり上げて、カーテン越しに先生に背中を向け、
先生が冷たいゼリーを塗りながら、右背中肋骨の下あたりをクリクリ。

左脇の創に触れ、ここの前回手術の跡、ほんときれいですよ~と褒めながら、
息吸って~吐いて~を数回繰り返し、

さっき内診で話した尿の出具合に、血尿とかでてないですよね?
と聞きながらエコーしているY先生。

しばらく無言だったので、何かあったかなと不安でしたけど、
腎臓の動きも問題ありませんでした。

内診が終わり、また診察室へ戻って
次は手術の様子と説明をしてくれました。

まず、子宮筋腫
おへそからカメラを入れた時の下腹部写真から。
漿膜下筋腫(有茎)が大きくて全体はカメラに入りきってない ∑(-x-;)

6月に撮ったMRIではこの筋腫は約8~9cmと判断されたが、
少し大きくなっていて約10cm。
2年前は約5cmだったから、倍にまで成長しちゃったのね。

次に体外に出された写真
どれが子宮だかわからない位筋腫は大きかった。
少し刻まれている白っぽい肉の塊がいくつも映っていた。
MRIでは大きなメイン筋腫が3つの他、小さいのも2,3個確認できていたので、
実際いくつ筋腫があったのかはわかんない。

摘出の重さは、415g

これは腹腔鏡手術では真ん中ぐらいの大きさで、
だいたいは100~200gが多いそうです。

そして左卵巣について。
筋腫から卵管がのびた先に膨らんだ丸い卵巣はわかりました。
色がマーブル色で、白い部分とどんよりした部分。
変な色合いで、大きさは3~4cmぐらいだったかな。

当初、卵巣摘出は予定にありませんでした。

左卵巣は筋腫に隠れていて、術前検査では確認できなかったが、
術中に嚢腫を目視、色合いもイヤな顔つきだったし、
のちに嫌なものになる恐れもありそうなので、摘出したそうです。

もちろん、Y先生を始め手術にかかわった医師達がその場で相談して
決めた判断です。

実は、術前説明時卵巣について少し相談してたんです。

子宮筋腫が見つかった時、一緒に左卵巣嚢腫もあり、
血液検査もしてガン反応はなかったこと、嚢腫の中身が水っぽいものみたいだから、
経過観察して4cmだったのが3cmに小さくなり、ホルモン周期によるものなので
大丈夫ですと言われ、その後気に掛けることは少なかった。
このところは、子宮筋腫ばかり気にしていたけど、
今どうなっているのか不安なんですと。

卵巣って病気の症状が乏しく、前回嚢腫が見つかったのも筋腫で婦人科へ行ったからで、
単体で卵巣の異常なんて正直わからない。筋腫だって自覚症状ありませんでしたから。

Y先生は、今回根治目的だったので摘出しましたが、残した場合、
今後手術になる可能性も捨てきれませんでした。
のんのんさんの場合、片腎である以上腎臓に大きな負担がかかるので、
手術は少ない方が良いですからと。

Y先生も考えて摘出してくださったんだと思います。

摘出を判断して下さった先生方に感謝していますし、とても安心もしました。
不安な事はお話ししておいて良かったと思いました。

幸い、右卵巣は正常だったので残っています。

これで更年期障害も急におこることもありません。
もちろん相応の年齢になれば卵巣機能も衰退して、更年期症状もでてくるでしょうけど。

卵巣って子宮にぶら~んってぶらがってる不安定な位置にあるイメージなので、
腸で押されてどっかいっちゃいませんか?って聞いたら、
ちゃんとお腹の膜?にくっついているんですって。

だからどっかいっちゃうことはないって(笑)(;^_^A

そして右卵巣はこれからも排卵し続け、卵子は体内に吸収されるんだそうです。
ただやはり嚢腫やガンになる事もあるので、
異変があったら婦人科へ行ってくださいと。

子宮については検診がありますけど、
卵巣は検診ってないので正直困りますよね。

Y大学病院でもそのような診察はしていなくて、
お腹が張ったり、痛みなどおかしいなと気が付いたら婦人科受診
するしかないみたいです。

そして、子宮や筋腫、卵巣を切り離して膣から取り出す際、
筋腫が大きく膣壁が一部裂けてしまい縫合したとのことでした。

術後家族から聞いていたのは、筋腫が大きくて出産時にする
会陰切開と裂傷と聞いていましたが、勘違いで膣壁裂傷でした。

以前の手術による癒着もなく、卵巣摘出以外には問題なく手術も終わり、
摘出した子宮、筋腫、左卵巣は病理検査にだして、
結果まで3週間程です。

子宮と切り離した膣部及び裂創部は、溶解する糸で縫合しており、
多少の出血を繰り返しながら、3か月ほどかけて治癒していきます。

今後の注意点として、

創からの感染予防の為シャワー浴のみ。
お腹のテープ(絆創膏)は剥がれてきたら、剥がしてOK。
太ももへ垂れるほどの出血や汚れたおりもの、
38度以上の発熱があった場合は、すぐ病院に連絡すること。

Y先生に質問してみました。

車の運転はいつから良い?
→ 腹部の痛みがなく、ブレーキの踏みこみや後方確認姿勢(上半身を捻じった姿勢)
が十分にできるようであれば運転してもOK。

5kg~30kgぐらいの重い物を持つことがあるけど大丈夫か?
→ 腹部への負担が大きいので、しばらくは控えたほうがいい。
体の強張りなどあるので、徐々に慣らしてほしい。

との事です。

いろいろ質問あったけど、とえあえず思いつくのが2つだけでした。
また診察あるので、その時に聞けばいいかな。

最後に下腹部に力が入らず排便がスムーズにできないので、
下剤を2週間分処方していただきました。
種類:マグミット錠剤(毎食3回服用) 院外処方

次は1ヶ月検診で、9月29日(実際は1ヶ月経過してないけど)の
9:30に予約。

最後Y先生から、とても元気そうになられてほんと良かったですって声かけてもらって
とても嬉しい気持ちで診察は終わりました。

お会計 自己負担30% 420円(診察+処方)
院外薬局 処方箋590円

(術後8日目)