威風堂々

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湿っぽい季節に

2017年06月21日 | 第三章 無意識の世界


 よく人間の精神世界と人間が存在している大宇宙と比べてどっちの方が渺茫として果てしがないのだろうかなんていう問いかけをしている書籍に出会うことがあるが、実際のところはどいうなのであろうか。
 無限の宇宙の方が茫漠としているに違いないと思っている。しかし、人間の精神世界の方が深遠で幽遠な世界なのかも知れないと思うこともある。それはどんな時か。最もそう感じるのは、事態が落ち着いてからじっくりと思うわけだが、哀しい時である。自分が悲惨だと思わされた時、最も傷ついた時、実は深い深い絶望感や失望感、孤立感に囚われる。深淵に沈み込んだ気持ちを時間を掛けて何とか浮上させて来る時、一種の再生・復活を遂げた時、私は非常に神秘を感じてしまうのだ。
 自分の能力を超えた何かが自分の中にある。肉体的な粘りでもなく、気持ちとでも言おうか、何かしらの力があるわけだ。人間の精神世界は本当に神秘的だと思う。果てしないものだ。時に狂い、時には錯乱もする。なかなか平穏無事だという事がない不思議なところだ。






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