威風堂々

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もっと進歩するって思ってたのに

2018年07月01日 | 「今、ここで」


日大アメリカンフットボール部の事柄から現代日本の教育、組織、特性が読み取れる。

・問題点

 他者を傷つけても己が立つことへの賛美
 親分の失敗は絶対に表面化させてはならない
 上意下達が基本
 嘘をついても守る者は守る

これは、戦後民主主義教育が進んでも、とうとう克服できなかった。

 真実・友愛・救済 という観点から言うと、真実に蓋をしてもいい。友愛よりも上意下達。弱者は救済しない。

日大の問題では、完全に真実に蓋をコーチ、監督、大学理事がしたということだ。
「信じて貰えないでしょうが、私は彼に~してこいという指示はしていない」といけしゃあしゃあと記者会見で嘘をついた。彼らは万死に値する。国会でも国税長官が嘘をついている国家である。そうなので彼ら以外、我々日本人がみんな背負うべきテーマである。突っ込み方が甘いマスコミもなってはいない。
まぁ、「美しい国、日本」なのだ。

日大の相撲部出身理事は、文春突撃取材に「あれは、部の問題」と言っていて日大の問題とは認識していない。勿論相撲部だから暴力、暴言は当たり前だと思われるので、偏見と言われようが、もう日本大学という存在に「友愛」精神はないと断定できるだろう。だいたい自分の部の部員、自分の大学の学生が弁護士つけて、真実を述べているのにあの「危機感」のない誠実さの欠片もない対応は何だろうか。傲慢以外に何もないではないか。ま、「適材適所」と言って嘘をついた税金徴収人の一番偉い人を任命した責任を給与減俸で終わらせ、自分は免官解職にならない傲慢と同じだ。

日大は、反則した選手を本気で救済する気はないようだ。「いらんことをしゃべるな」と部員に釘を刺すことが何のメリットがあったのだろうか。釘を刺した連中の得になることだけであって、反則した選手のことなど何も考えてはいない。大きな視野に立てばこういった監督・コーチ・理事・大臣らを救済してあげないといけないのだろうが、某国の大統領や主席たら委員長たら言う人を救済してはあげられないのと同じで、いや、うちの父のように「中国、朝鮮への差別感」が染みついている人たちを啓蒙できないのと同じ理由で無理なんだろうなぁ、と思う。


抑制と高い理想と愛でしか人は幸せにはなれない、と思っているのだが、一国のボスがTwitterで呟いて世界が反応するという時代が当たり前になってしまっては、何が「美しい国」なのか???? 疑問だ。

カジノも同じだが、これはまた次回に譲る。








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