医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。
「医師のキャリアを考えるブログ 」今日もよろしくお願いします。
先週末から天気の良い日が続いていますね。
今日も昼間は秋晴れで気持ちがいいです。
さて、本日のネタですが「指導医は怒ってはいけない??」ということにしました。
筒井冨美先生が書かれたコラムについての感想です。
使えない医者を量産する「怒らず、残業させず」新研修制度
http://news.livedoor.com/article/detail/12158736
う~~ん、タイトルについては結構強烈ですね。
内容についてもちょっと大げさかなと思うことはありますが、ただ研修医の教育ということでいうと、以前の厳しさはなくなってきつつあると思います(とりあえず初期研修は)。
昔は研修医が指導医に怒鳴られるということは結構あったと聞きますし、薄給での残業や雑用を文句を言わずこなすのが当たり前でした。
大きな病院ではそれがまだ“文化”として残っているところもあると思いますが、全体的にはそういった過酷な環境は和らいできていると思います。
これは一般社会でも同じですね。
ただなんというか命を預かる現場では一定の緊張感や厳しさもあって当たり前であり、あまりにゆるくなってしまうと、今後一人前になる際にその研修医の方自身が困るということも出てきそうです。
もちろん劣悪で厳しすぎる労働環境というのは研修医のバーンアウトを助長させますし、病院にとってもよくないと思います。ただ記事にあることようなことがすべてにならないようには願いたいです。。。