医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。   

今日は暖かくなりそうですね。

さて、本日のネタですが「自発的残業では不幸な事件は起こらない?」ということにしました。
ちょっと乱暴なタイトルでスイマセン。

先日、人材ビジネス会社対象の勉強会に参加しておりました。

そこで、電通の過労死事件が例に出され、そのような不幸な事件と残業の関連については単純に超過時間だけの問題ではないという話がされました。

残業をしていても、(基本的に)自発的残業では事件になるようなことはない。
自発、非自発という定義は難しいですが、自ら“やる気”“やりがい”をもって取り組んでいる時は残業時間が多少長くなっても不幸なことにはならない。

まぁそりゃそうでしょうね。

仕事が趣味という人もいますしね。

ただ最初はそうだっとしても、残業をしずぎての体調不良、周りからのプレッシャー、理不尽な扱い、などが加わると非自発的な残業になり、自殺などのリスクが高まってしまう。

大切なのは、時間のコントロールではなく(もちろんある程度は必要)、労働者の心のバランスやモチベーションの管理だと思います。

それを会社がどこまでフォローしていくか。

なかなか難しいですが内部や外部のキャリアコンサルタントを活用するのも一つの手かと考えます。

*昨日は神楽坂にて打ち合わせでした。駅前のオシャレな建物会社

 

*転職をお考えの医師の方はニューハンプシャー医局へ

*研修医の方はレジデントキャリアへ

*キャリア相談、コンサルティングをご希望の方は医師キャリへ

*理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の転職はセラピスト・キャリア