おはようございます。
日本では何かと物議を醸しだしている(ような気がする)
アイスバケツチャレンジ。

実はタイでも今大流行の兆し。

テレビでお笑いタレントがやってみたり、
Facebookで友達同士で指名しあって動画をアップ
したりと、どんどん浸透している様子。

若象は、自分が指名されても絶対やらない!と言って
いました。
理由を聞いてみると、そんなことしたくない、とのこと。

「でも氷水を被らないと、100$寄付しないとだめ
なんだよー。タイでは、いくらなのか知らないけど。」

と私が言うと、タイではそうじゃないという。

指名された人は、まず氷水を被りそして任意の金額を
寄付もするのだそう。

え、それじゃ、選択肢ないやん・・・。

もともとの話は、
難病の事を知ってもらい支援もしてもらいたいという趣旨で
チャリティのような意味を込めて、アメリカの著名人が
参加したりしていたはず。

お金のある人は、寄付を
寄付しない人は、かわりに氷水を被って
ごめんねこれでゆるしてね、
のようなものだと私は思っている。

それを、話題づくりになるからと名の知れた俳優などが
氷水を被るパフォーマンスを行い、さらに寄付もするという
一種の売名行為っぽくなりつつあるような。

もちろん、寄付をしたり普段特に接点や興味のない難病に
ついて知ることは、よいことだとは思うけども。

そもそも寄付って、強制されてするものじゃないし。
ましてや、遊び半分でっていうのは、激しく違う気がする。

伝言ゲームみたいに、最初の思惑とは次第に違う方向に
行ってしまっているような現状なのは、何とも残念なことだ。

当事者の患者さんにしても、なんだか自分たちの不幸を
健常者のお遊びのネタに使われているような気持にならない
だろうか。

若象は、なんというか幼い頃からとても落ち着きのある子で
何事にも冷静な感じ。
友達との付き合いで、なにかするようなことはあっても、
羽目を外さないというか、たぶんノリはよくない。

なんでしたくないのか聞いてみたら、
「水を大事にしないといけない。」と言っていた。
砂漠の人とかアフリカの人とか、アセアンの国でも
水がなかったり汚くて困ってる人もいっぱいいるのに
なんか感じ悪い、と。

どう見ても怪我してそうな動画が、たくさんアップされている
から、ふざけすぎ、みたいな覚めたご意見であった。

水遊びは、タイのお正月だけで十分だよね。




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