夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

定年後の年金生活10年半を過ごしてきた中、私が最も困苦したことは・・。

2015-07-05 12:00:08 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
本日は本降りの雨の一日を迎え、昨日はスーパーに2店ばかり買物を済ませたので、
小庭に降る雨をぼんやりと眺めたりした。

やがて私が定年後の年金生活10年半を過ごしてきたが、
最も困り果てたことは・・とりとめなく思い馳せたりした・・。


私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
             
我が家の年金生活の基本は、厚生年金、わずかな企業年金を頂き、通常の生活費するのが原則としている。
しかし共通の趣味のひとつである国内旅行、或いは冠婚葬祭などの思いがけない出費などに関し、
程々の貯金を取り崩して、ささやかに過ごしている。

こうした中、私たち夫婦は毎年の年の始めた頃に、
思いついた購入する予定の品物、旅行計画などの概要の経費を話し合ったりし、
今日に至っている。
          
         
我が家の家内は、テレビ、パソコン、デジカメなどに無知なひとりで、
こうした商品は半永久的商品、と確信したように思い続けていることであった

年金生活をして5年ぐらいまでの頃は、特に耐久商品と称される品の購入には、
私は気弱になり、耐久商品の買い替え時にためらったりしてきた。

そして私が現役サラリーマン時代の時は、程ほどの年収を得ていたので、幾たびか買い換えてきたが、
しかし年金生活となれば、限りある厚生年金、企業年金からの収入には、もとより限度があるので、
私は気弱になり、予算を計上するできなかったりした。

こうした中で、私の愛してやまないパソコンが壊れたりすると、どうしてなのょ、
と私はパソコンを眺めて困惑した体験をしたりしてきた。

私は、恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
そしスマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

その上にフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。

このように無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
          

過ぎし2001年(平成13年)の秋になると、定年退職時が2004年(平成16年)の秋であったので、
定年後の生活に備えてパソコンを買い改めたりした。

この当時はウィンドウズ旋風の中で、ウィンドウズの基本システムは
『ウィンドウズXP』であり、たまたま富士通のディスクトップのタワー型を選定した。

そしてこの当時は、液晶ディスプレイが普及し始めていたが、迷いながらも何よりも安定性を配慮し、
19型のこの当時の最後の画面のブラウン管ディスプレーを買い求めたりとした。

選定したパソコンの基本の付属の記憶装置は、DVD-ROM、CD-R/RW、フロッピーであり、
10年ぐらいは大丈夫かしら、と漠然と思ったりしていた。
そしてプリンターも新調し、民芸風の大きな机、脇机、そして椅子を買い揃え、定年後に備えたりした。
                              
やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職後、まもなくブログの世界を知り、
私は無我夢中に毎日数通は投稿し、そしてブログ上のコメントで知り得た8名の人と、
お互いにコメントを交わしていた私のブログ熱中時代の時であった・・。

そして定年後の生活に備えた肝要のパソコンは、
2006年(平成18年)9月中旬に、予告もなく突然にダウンした。

この当時は年金生活2年生をまもなく卒業を迎えようとしていた私は、
『10年ぐらい利用しょうと思ってたのに・・どうして突然に故障するのよ・・』
と心の中で呟(つぶや)きながら、長らく黒くなった画面を見つめ、落胆を深めたりしたりした。

やむなく買い求めたパソコンの量販店に修理を依頼したが、
1週間後に我が家に来宅することをなり、私は困窮した・・。

我が家は無念ながらパソコンは、この当時は一台しかなく、この来宅するまでの1週間の間、
どうしょうかしら、と私は悩んだりした。

この当時の私は、ブログ上で盛んにコメントで交流を重ねていた時代で、
コメントを頂いたりし、半日以内に必ず返信していた。

こうした状況下では、もとより返信が出来なくなり、
相手のお方はいつも半日以内に返信を下さるに、どうしたのかしら、
と戸惑うと思いながら悩んだりした。

もとよりリアルの交流であったならば、電話でお詫びの連絡もできるが、
ブログの世界は匿名が多く、連絡できる方法がないのである。
たとえ匿名の世界であっても、何よりも信頼が大切なのに、と私は困苦したりした・・。
          

そして私はこの修理の期間、パソコンのレンタルを量販店に依頼をしたが、
弊社は扱っていません、と素っ気ない返事を私は受けたりした。

やがて修理が最悪の場合に備えて、このパソコンの量販店に最新のパソコンの下調べに行き、
魅了されたパソコンが販売価格25万円に、我が家の予算計上にしていないので、
ため息を重ねながら困り果てた・・。

この帰路、25万円かょ・・空から舞い降りてこないかしら、と思ったりして帰宅した。

         
そして待ち焦(こ)がれたパソコンの量販店の修理の技術者が予定通り来宅した時、
パソコンの故障を点検して結果、
心臓部のキャッシュメモリ、メインメモリの一部でわずかな磨耗があり、
部品の交換すると10万円を超える、と私は言われた・・。

私の現役サラリーマン時代の50代の頃は、冷蔵庫、クーラーなどを新調しょう、
と私は家内に気軽に言ったりして、購入したりしていた。

しかしながら、この当時の我が家の年金生活の年次購入予定品目もなかったが、
やむなくパソコンの新製品を買い改めることに決意した私は、
家内にどう説得するかであった。

そして私は長らく中小業の民間会社のサラリーマンをしていたので、
多事多難の対処には鍛(きた)えられ、こうした中で多少の悪知恵も備えられてきた。

家内は冷蔵庫、洗濯機をよく手入れをするタイプで、
過剰に掃除し過ぎ、やむえず新調した体験があったことを、思い馳せたりした。

やがて私は居間に置いているパソコンから、台所にいる家内に近くに寄り、
『XXちゃんさぁ・・昨今のパソコン自体、飛躍的に進歩しているし・・
前に買ったパソコンより遥(はる)かに廉(やす)くなっているの・・
この際、思い切って新しいのにしょうねぇ・・』
と私は少し懇願するように家内に言った。
          
          
結果として、データ強制移行料などを含めて、27万円弱で、魅了されたパソコンに新調し、
やはり最新のCPUは速い、と私は微笑んだりした。
         
私が魅了されて買い改めたのは、『ウィンドウズXP』の液晶の富士通のディスクトップで、
ディスプレイは、この当時の流行の20.1型のワイド画面のスーパーファインVXのハイビジョン対応であり、
CPUはインテルのデュアルコア、メモリは1GB、ハードディスクは400GB、
付属の記憶装置は、DVDスーパーマルチ等で、この当時としては、程ほど最強版となっていた。

パソコンのデザインも良く、安定したドライブの配置もあり、好感し、
年金生活の中で、日々こよなく愛用して、文字通り私の愛機となった・・。

こうしたことは一般の御家庭すれば笑い話になるが、
私としては年金生活10年半を過ぎる中で、何よりも困窮し危機一発の出来事であった。
          

この後のパソコンは2011年〈平成23年〉6月に於いて、
この当時の主流の『ウィンドウズ7(セブン)』の新機種を買い改めた。

選定した機種は、ソニーのディスクトップのテレビ不要型で、
ディスプレイは、この当時から流行したワンタッチパネルの21.5型のワイド画面で、
CPUはインテルの最強版、メモリは4GB、ハードディスクは1TBであった。

そして付属のドライブ装置は、ブルーディスク対応で、
この上に、外部ドライブ装置として、ある専用メーカーのハードディスクの2TBを連結させたりした。

このような苦い体験があったので、私の少しばかり広い机には、
やむなく従来の『ウィンドウズXP』と新たな『ウィンドウズ7(セブン)』を
当面2台のパソコンを置いたりしている。
          
         ☆この当時の記念写真・・右側は旧機の『ウィンドウズXP』、左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』☆

このような私のささやかなパソコンの足跡があるが、
『ウィンドウズXP』は2014年(平成26年)4月9日に賞味切れとなるので、
やむえなく私も『ウィンドウズXP』に別れを告げて、
2013年(平成25年)12月中旬に最新の『ウィンドウズ 8』を対応させた。
          
        ☆左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』、そして右側は買い求めた『ウィンドウズ 8』☆
          
そして選定したのはノートパソコンで、ソニーの秋冬モデル『VAIO Fit 15E』であった。
何かしら『Windows 8 64bit インテルCore i7-4500U(1.80GHz)、
メモリ 8GB、HDD 1TB、15.5型の高輝度液晶』このように記載されていた。

このように私が買い求めたパソコンの買い替え、そして性能も詳細に綴った理由は、
ここ10年余年でも急速に進化してきたので、どこまで進化したら気がすむのょ、と
ときおり戸惑ってきたからである。


☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、無上の喜びです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつの日にか、私のブログの... | トップ | 傘かしげ、小雨降る情景を眺... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (呑兵衛あな)
2015-07-05 14:21:49
『ウィンドウズ 7』パソコンを2011年6月に購入し、『ウィンドウズ 8』パソコンを2013年12月に追加購入とは、随分と太っ腹ですね。

小生は、『ウィンドウズ 7』パソコンを2011年3月に購入しました。(運転開始は、2011年7月)
いまのところ支障なく動いていますが、貴兄のように「予告もなく突然にダウン」すると、パソコンは1台しかないので困るな~と思いながら拝読しました。
5年程度の耐久はあるだろうと思っているのですが、突然のダウンに備えてもう1台欲しいのは本音です。
とは言うものの、9月には『ウィンドウズ 10』を搭載したパソコンが売り出されるだろう事を考えますと、追加購入する時期を模様眺めすることになるのでしょうね。

蛇足
貴兄は色々なメーカーを使っているようですが、小生はBASICの時代の刷り込みがあるせいか(?)、買い替えをする場合でも専らNECオンリーです。
新旧パソコン間の引っ越しも簡単ですし、周辺機器の接続も簡便であると思っています。
メーカーにユーザー登録しておくと、すべての機器について一元的なサポートを受けられるので、所有している機器に関する情報が提供されます。
タブレットを1台使用していますが、これもNECにしました。
貴兄の情報機器体制は、万全です (夢逢人)
2015-07-06 09:17:22
呑兵衛あな様。

貴兄のお便り嬉しく読まさせて頂きました。

貴兄の情報機器体制は、パソコンは『ウィンドウズ 7』、タブレットもあり、そして携帯電話、
万全と感じています。

我が家はバソコン迷子(修理~買い改め・・空白の2週間の苦い体験)あり、
やむえなく2台の体制している次第です。
そして携帯電話は、たった一台で家内専用となっています(笑)

>9月には『ウィンドウズ 10』を搭載したパソコンが売り出されるだろう事を考えますと、
>追加購入する時期を模様眺めすることになるのでしょうね。

私も思案していますが、我が家の家計も配慮して、当面進化の状況を見守る・・本音です(笑)

>小生はBASICの時代の刷り込みがあるせいか(?)、買い替えをする場合でも専らNECオンリーです。

私は1971年(昭和46年)から1991年(平成3年)まで、
会社では情報畑で、システムの開発、運営業務をして、ときにはプログラムの作成、修正などに
従事していました。

こうした中で、私が初めてパソコンを購入したのは、
確か1983年(昭和58年)の頃であったと思われ、NECのPC8801でした。

そしてフロッピー・ディスク装置、プリンター、この当時は漢字の表示が出来なかったので、
やむえなく漢字対応させる為に漢字ロムを付加させたりし、
この当時の私の年収の15%ぐらいで、住宅ローンの返済もあり、
私としては高価なパソコン・セットでありました。

そしてベーシック言語でプロクラムを書いたりして、
独学の勉強のひとつとして、新古今和歌集を入力したりしていました。
        
その後、1998年(平成10年)の夏に、会社と自宅で使うので、買い改めたりしたりは、
ノートパソコンで『ウィンドウズ 98』の基本ソフトであり、たまたま富士通を選定し、
この当時は付属の記憶装置はフロッピーでした。

そして自宅の居間で、表計算ソフトを活用して、会社の資料を作ったり、
或いは日記ソフトを買い求めて、私自身の日記を書いたりしていました。

ベーシック・・懐かしいですが、マニアならともかく、一般のシロウトの方には、
無理と感じていました。

お便りありがとうございました。
パソコンは得意ですが・・・他は (ドニー)
2015-07-06 12:43:28
私と同年齢(1950年生まれ)の方たちはパソコンやスマートフォンには悩まされているようです。
幸い私は工学部で仕事もIT関係でしたので助かります。
システムの写真を拝見してまとまってらっしゃるなと感じました。
また過日の携帯電話導入も面白く読ませていただきました。
私自身は新品は、よほどその製品に興味がないと購入しません。
今のデスクトップも中古で2年前に12,000円で求めて、自分でメモリ増設とSSD換装を行い、今も快適です。
スマホもドコモの2年落ちの中古で16,000円、これに格安SIMをつけて月々1,600円で快適です。
でも私の得意は電子機器だけです。
車の修理や庭木の剪定等々はプロのお世話になっています。
好きな方は自分でやるのでしょうね。
やはり人間はスーパーマンではないです。持ち持たれつで丁度いいかなと思ったりしています。
セミリタイア・ライフは今のところは快適です。オフの日は家で整理や孫の子守ですが、旅行などアクティヴな面も考えないといけないと思ってます。
貴兄は頭脳明晰な人・・。 (夢逢人)
2015-07-06 19:12:34
ドニーさま。

貴兄のお便り微苦笑しながら読ませて頂きました。

>私と同年齢(1950年生まれ)の方たちはパソコンやスマートフォンには悩まされているようです。
>幸い私は工学部で仕事もIT関係でしたので助かります。

>今のデスクトップも中古で2年前に12,000円で求めて、自分でメモリ増設とSSD換装を行い、今も快適です。

私は若き年に文学青年の真似事をしましたが、やがてあえなく敗退した後、
止(や)むえず何とかして民間会社に中途入社したい為に、
あえて苦手な理数系のコンピュータの専門学校のソフト科に、1年間ばかり学んだりしました。

この時の授業の中のひとつとして、ハードウェアの基本、微分・積分などは、
困窮しまして、学友の殆どは理数系が得意の人たちで、
理数系の思考の方たちに、驚嘆させられた次第です。

そして何とか私は民間会社に中途入社して、やがて正社員として奮闘し、
こうした中で、情報畑でコンピュータを活用し、システムの運営・開発業務を20数年したり、
しました。

そして業務は数年ごとにシステムの改定をしたり、全面改定の開発業務になると、
深夜、休日出勤などで奮闘したり、
或いは徹夜勤務をして、連続勤務30時間前後は幾たびもしたが、
もとより確かな先の見える正社員であり、達成感の悦びが加わり、奮戦した次第です。

しかしながらハードウェアに関しては無知ですので、
貴兄が《・・自分でメモリ増設とSSD換装を行い、・・》と知りまして、
やはり《・・工学部で仕事もIT関係・・》頭脳明晰な人、と深く感じた次第です。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事