夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

老化の“3大要因”と“老けない体”のつくり方、老ボーイの私は学び、やがて微苦笑して・・。

2016-06-26 16:57:32 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後38年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、自動車もない稀(まれ)な家となっている。

我が家は平素の日々の買物は、私が定年後に年金生活を始めて以来、
私は自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

本日は梅雨の間の快晴に恵まれて、陽射しが燦々と照らす30度ちかい暑さの中、
たまたま最寄にあるスーパーに向かったが、園児のように斜め掛けしている紳士バックから、
扇子(せんす)を取り出して、 扇(あお)ぎながら歩いたりした。

やがてスーパーで買い物をした後、レジ袋を両手に提げて、帰宅した後、
この時節は汗まみれになった私は、洗面所で顔を洗ったり、着替えたりした。

この後、私は独りで近くに流れている野川の両岸にある遊歩道を歩いたりした。
            

やがて帰宅後、昼食を家内と共に頂いた後、愛読しているネットの『プレジデント』を見ている中、
【老化の“3大要因”と“老けない体”のつくり方】と見出しを見て、
どういうことなょ、と思いながら精読してしまった・・。

この記事は、川口昌人さんが日本抗加齢学会理事され、満尾クリニック院長の満尾 正さんにインタビューされ、
まとめられた記事であり、6月12日に配信され、無断ながら転載させて頂く。

《・・老後のさまざまな生活設計も、すべては健康であってこそ。
そして、働き盛りのあなたの体の中でも、すでに老化現象は始まっている。
最新の科学的知見に基づいた、今日から始めるアンチエイジング習慣。
            

☆今から努力すれば、老化の進行は止められる

長生きするのもいいけれど、できればお迎えがくる直前まで、元気に活動できる体でいたいもの。

介護を受けたり寝たきりになったりせずに、日常生活を送れる年月のことを、「健康寿命」と呼ぶ。
厚生労働省の2013年の統計によれば、日本人の健康寿命は男性が71.19歳、女性が74.21歳。
平均寿命との差は、それぞれ9.02年と12.4年ある。

具体的にどうすれば、長く元気に生活できるのか。
そもそも、老いという現象を自分でコントロールできるのか。

できる、というのは、日本におけるアンチエイジング医療の草分け、満尾正医師だ。

「老化そのものは、実は20代から始まっています。
そのなかには老眼や薄毛など、努力では止めにくい現象もありますが、
ちょっとした注意や努力で進行を抑制できる部分も大きいんです」。

「40代から60代までの間に体を整え、70代以降はそのおつりで生きていくことを目指しましょう」と言うのは、
日本抗加齢医学会の正会員でもある管理栄養士の堀知佐子氏。

健康運動指導士の菅野隆氏は、
「運動や歩行に問題が出る年齢より前に、筋力トレーニングを習慣化しておくことが必要です」と助言する。

この3人の専門家に、健康寿命を延ばす方法を尋ねてみた。

まずは、満尾正医師に、老化の大きな要因と対策を聞いた。
            

☆老化のしくみを理解し、生活を見直せば 「老けない体」をつくることは可能

健康寿命を損なう病気には、心臓病、脳血管障害、糖尿病、骨粗しょう症など、さまざまなものがあります。
とくに糖尿病は、他の生活習慣病やガン、認知症の発症リスクも高める怖い病気です。

こうした病気の多くは、加齢に伴う身体の「老化」が原因で起きてきます。

老化の進行要因は、以下の3つです。

(1)活性酸素による酸化
人体は外部から取り込んだ糖質や脂質を酸素と反応させ、エネルギーを取り出しています。
このとき発生する活性酸素が、細胞を構成する脂質などを傷つけ、「体のさび」が徐々に進行します。
活性酸素を無害化する酵素も、加齢とともに減少します。

(2)タンパク質の糖化
生きるために必要なエネルギー源である糖が、体を構成する主成分であるタンパク質を変化させます。
その結果、細胞や酵素などの働きが悪くなり、体の機能低下につながります。

(3)ホルモン分泌の変化
若さを保ち、免疫力を維持するDHEA、筋肉量や筋力の維持に関わる男性ホルモン(女性の体内にもあります)、
睡眠に関係するホルモン(メラトニン、セロトニン)の分泌が、ストレスが原因で下がり気味になり、
さまざまな不具合が生じます。
            

とはいえ、これらの現象は、日ごろの生活習慣を見直すことで、かなり進行を遅らせることができます。

たとえば、活性酸素による酸化は、抗酸化物質や、SODの材料となるタンパク質や亜鉛を含む食材を意識してとること、
喫煙や暴飲暴食、激しすぎる運動を避けることなどで、抑制できます。

糖化の予防には、糖質の多い食材を控えめにすること、
タレを付けて焼いた肉の焦げ目など糖とタンパク質が高温で結びついてできるAGEs(最終糖化産物)の摂取を控えること、
体の満腹サインを受け取れるようゆっくり食事すること、の3点を心がけてください。

ホルモンレベルの維持には、質のいい睡眠の確保が重要です。
人の脳や体は、眠っている間にホルモンの力で、メンテナンスされるしくみになっているからです。

どんなに遅くとも夜12時前、できれば11時前には床につくことが望ましいです。
ストレス対策は暴飲暴食ではなく、軽い運動で。
DHEAはサプリメントで補充することも検討してください。

働き盛り世代の老化信号は、体重に出ます。最近急に体重が増えた方は、とくに注意してください。
BMIが25を超えると、糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクが大きく高まります。

※BMI=ボディマス指数。体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったもの。
            

☆知っておきたい老化の3大要因およびその対策

老化のメカニズムが科学的に解明されるにつれ、それを抑制する方法も明らかに。
止められない現象とあきらめず、日々の注意と努力の積み重ねで健康寿命を延ばそう! 

[1]活性酸素による酸化
体内でエネルギーをつくるときに発生する活性酸素が、細胞を傷つける。

対策:食事の改善。喫煙や暴飲暴食など、体内の活性酸素を増やす習慣を改める。

[2]タンパク質の糖化
体内のタンパク質が糖によって変化し、細胞や酵素などの働きが悪くなる。

対策:糖質をとりすぎない。早食いは避ける。AGEsの摂取を控える。

[3]ホルモン分泌の変化
ストレスが原因で、「若返りホルモン」DHEAや男性ホルモンなどの分泌が減る。

対策:ストレスを極力避ける。できれば11時前には寝る。睡眠時間は7時間がベスト。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私が年金生活の当初から、買物メール老ボーイの責務を終えた後、
その後、独りで自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。
            

こうしたの私の容姿は、この時節は制服のような定番の服装として、
夏用のストレッチパンズの長ズボン、スポーツシャツの半そで、ウォーキング・シューズとなり、
夏用の帽子を深めにかぶり、紳士用の小物入れのショルダー式バックを斜め掛けをしている。

こうした中で、殆どコンバクト・デジカメをネクタイのように首回りから下げて、颯爽と歩いている。
そして歩いている中で瞬時に魅了された情景を、一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。

こうした中で、ひたすら歩く根底のひとつには、何よりも認知症になることが恐れているひとりである。
                         

私は定年後に年金生活の始めた直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。
                          
或いは雑木の多い小庭に古ぼけたの家に住みながら、
何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、
ゆっくりと時を過ごし、苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりしていた。

この間、私は中小業の民間会社に奮戦している50代の時、同僚が病死されたり、
そして知人は定年前の59歳で病死し、残されたご家族の心痛な思いが、痛いほど理解させられたりしてきた。
           
やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
年金生活を始め、やがて62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。
       
まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。
                                                
                                 
やがて私は高齢者入門の65歳を過ぎてから、心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながらうろたえたりした・・。

そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と専門家の人から数多く発言されている。
            
ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。

こうして私は年金生活を11年半を過ごしてきた中で、
私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
            
                      
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
私はひたすら歩くこと、睡眠、程ほどの食事がセカンドライフ健康体の三種の神器として思い、過ごしている。

私たち夫婦は、幸運にも大病に遭遇せず、今日を迎えているが、
健康寿命、やがて逝去も余りにも格差がある、と私は思い馳せたりしたりして、
ここ3年幾たびか私たち夫婦は、一日を大切に過ごそう、とお互いに言い交したりしている。

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