夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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毎日 ラジオ体操は 高齢者に負担、私は初めて学び、やがて微苦笑をさせられて・・。

2017-06-26 15:11:17 | ささやかな古稀からの思い

                          

昨夜、ネットでニュースを見ている中、画面の横に『科学トピックス』のニュースの見出しが掲載されていて、
何気なしに視ると【 毎日ラジオ体操 高齢者に負担 】と見出しがあった。

もとよりラジオ体操は、心身の健康を保つひとつなので、高齢者に負担なんて、
本当なの・・と思ったりした。

私はラジオ体操に関しては、小学生の夏休みに近所の学童と共に、お寺の境内に集会して、
行ったぐらいで、年金生活の今は時折思いだすように身体を動かす程度であった。

そしてやはり気になるラジオ体操であり、クリックして記事を開いたりした。

医師が警告!ラジオ体操は「膝」と「腰」を痛めます 簡単な運動、と甘く見てはいけない』と見出しが表示されたりした、
何かしら原文は『週刊現代』2017年6月24日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの『現代ビジネス』に6月24日に配信されたいた。

そして記事の最下段に関連した記事が羅列されて、この中のひとつには、
『 《図解》ラジオ体操 』と見出しがあり、無念ながらラジオ体操の動作、順序も忘れてしまったので、
クリックして、お勉強ね・・、と思いながら、長らく読んだりした。

 http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_dai1.html#infoBlock1
☆かんぽ生命:公式サイト:==>『 《図解》ラジオ体操 』
                         

やがて60年ぶりにラジオ体操の復習を終えた私は、本題の記事を読み始めた。

《・・・医師が警告!ラジオ体操は「膝」と「腰」を痛めます 簡単な運動、と甘く見てはいけない

学校で、職場で、地域のイベントで・・・実に60年以上も親しまれてきた「国民的体操」。
だが「簡単な運動」と甘く見ていると、ふとした動作で思わぬ負担を身体にかけ、大ケガのもとにもなるのだ。

☆「飛ぶ」のが危ない

「毎朝6時から、夫と一緒に地域のラジオ体操に参加していました。
体操をやっている公民館までは、徒歩20分。
朝の運動として、ラジオ体操と散歩のルーティンをもう10年近く欠かさず続けていました」
こう語るのは、栃木県に住む川口恵美さん(72歳・仮名)だ。

しかし川口さんは、昨年から膝の痛みに悩まされるようになり、現在は朝の運動を控えている。

「最初はなんとなく膝が痛いな、と違和感を覚える程度でしたが、
年のせいか、と特に深刻に受け止めていませんでした。

日課のラジオ体操にも、いつもどおり通っていたんですが、だんだん膝の痛みが強くなり、
下半身を動かす体操で、きちんとできないものが増えてきてしまって・・」

さすがに様子がおかしい、と不安に感じた川口さんが、病院で診断されたのは、
変形性膝関節症。膝の軟骨がすり減り、神経を圧迫していたのだ。

骨と骨のつなぎ目には軟骨があり、そのあいだにクッションの役割を果たす半月板がある。
膝の軟骨がすり減っていくのは、加齢とともに起こる症状だ。

それが進行すると、軟骨と半月板のかみ合わせが悪くなり、半月板がバラバラになってしまう。
これが膝の関節をつなぐ側副靭帯を圧迫して痛むのだ。

ちなみに60代女性では40%、70代女性では実に70%が、変形性膝関節症であるといわれている。

実は川口さんの膝に思わぬ負担をかけ、関節痛を悪化させていた一因が、
「健康のために」と熱心に通っていたラジオ体操だったのである。
             

南新宿整形外科リハビリテーションクリニック院長の橋本三四郎氏は次のように語る。
「特に跳躍を伴うラジオ体操の動作は、膝に不安のある人には、向いていない動きといえます。
加齢によって脚部の筋肉量が落ちてくると、うまく飛べず、着地するときに、膝を深く曲げる傾向があります。
実はこのとき、膝に大きな負担がかかっているのです」

ラジオ体操第1と第2には、「両脚で飛ぶ運動」があり、
また第2には、同様に跳躍して身体を動かす「片足飛び」の動作が盛り込まれている。

膝に痛みがあったり、筋力が落ちていたりすると、ジャンプで前に転倒する恐怖心から、
実際には、膝を軽く曲げて跳躍している真似にとどめてしまいがちである。

この動作が膝や股関節といった下半身の関節可動部を痛めることに直結しているのだ。

前出・橋本氏が続ける。
「高齢者の運動障害で一番多いのは、膝です。
半月板がもろくなっている高齢者は、たとえば身体をひねっただけでも、損傷してしまうこともあります。

場合によっては、骨挫傷と呼ばれる、レントゲンやCTでは、出てこないような骨の症状が出てくることがあります」

              

☆実はかなりハードな体操

ちなみにラジオ体操のなかには、きちんと身体を使わなければ、あまり効果がない動作もある。

たとえば、体操第1の「身体を横に曲げる運動」は、
しっかりと背骨まで曲げず、肘だけを曲げて身体を傾いているようにしているだけでは、背骨を柔軟にする効果がない。

また体操第1の「身体をねじる運動」も、
腕をしっかりと振り上げることができなければ、代謝を促進することにはならない。
筋肉量が落ちたり、痛みがある部分があったりすると、ついごまかしながらやってしまいがちな動作なのである。

そもそも現在のラジオ体操第1・第2の放送がはじまったのは1951年(昭和26年)のこと。
この年の平均寿命は、男性60.8歳、女性64.9歳だった。
つまり、そもそもラジオ体操の中身は、60歳以上の人が、毎日行う前提では作られていないのだ。
             

また、60代の平均的な肥満度も、当時は男女ともに21前後だったのが、
いまは男性24、女性23程度とやや増えている。
体重が増加しているぶん、下半身への負担の程度も大きくなっている。

現在放送されているNHKのラジオ体操では、
「ラジオ体操の前に、筋肉をほぐすウォーミングアップ体操を行いましょう」と推奨している。

つまり、高齢者にとってラジオ体操は、手軽な運動ではなく、
準備体操を要求するほどハードなものと捉えたほうがいいのだ。

そして特に60歳以上の人の場合、運動する「時間帯」にも気を配ったほうがいい。
著書に『やってはいけないウォーキング』(SB新書)がある、東京都健康長寿医療センターの青冶幸利氏は、
「朝の運動は、注意するべき」と指摘する。

「朝は、脳卒中や心筋梗塞の発症率が、一番高い時間帯といわれています。
人間は眠っている間に、発汗や呼吸をすることで、かなりの量の水分を失っています。
つまり寝起きは、血中の水分量が少なくなり、血液がドロドロになっている状態なのです。

加齢とともに動脈硬化も進み、血管が詰まりやすくなっていますから、
水を飲まずに、運動をしはじめると、命取りになりかねません。
少なくとも水を飲んでから30分以上は、汗をかくような運動はしないほうがいいのです。

また朝は、まだ体温が上がりきっていないので、筋肉がこわばった状態になっています。
そのようなタイミングで無理な動きをすると、重大な疾患を引き起こすこともある、と考えたほうがいいのです」

同様に、前出・銅冶氏も早朝の運動には、リスクがあると語る。
「早朝にラジオ体操をされる方が多いと思いますが、できれば避けたほうがいいでしょう。
というのも、朝は椎間板が寝ている間に水分を含み、めいっぱい空気を入れたタイヤのように膨れた状態になっているからです。
ここで無理な動きをすると、椎間板を痛めやすくなってしまいます」
             

☆運動するなら夕方がいい

それでは、いつ運動するのが理想的なのか。
前出・青冶氏は、もし身体を動かすならば、「夕方」であるとアドバイスする。

「夕方に運動をすることによって、身体のバイオリズムを改善することができます。
適度に身体を使うことで、夜よく眠れるようになりますし、
睡眠の質がよくなれば、脳の活性化を促し、ひいては認知症の予防にまでつながるのです」

もちろん、ラジオ体操すべての動きが、身体に支障をきたすわけではない。

前出・橋本氏は次のように語る。
「もともとは、きちんと考えて作られているものですから、ラジオ体操には健康上のメリットも当然あります。
適切な動作をすることで、血圧や血行を改善したり、仲間と運動することで爽快感を得ることもできる。

ただ、立ってするのが危なければ、座ってやる、
肩が上がらなければ、痛みが出ないところまで、と自分の限界を知っていくことが大切です」

そのようなことを考慮してか、1999年からNHKで放映が開始された「みんなの体操」は、
運動量がラジオ体操よりも少なく、また立った状態で行うものと、座って行うものと2通りの方法がある。
より身体の負担に配慮したメニューになっているのだ。

「高齢者の方が、一度膝や腰を痛めてしまうと、急に行動量が減り、
運動で血圧や血糖値をコントロールすることが難しくなってしまいます。

昨今の健康ブームによって、筋力トレーニングや長時間のウォーキングに挑む人もいますが、
『健康のため』と思ってやっていると逆効果になる。

万人に合うような体操や運動というものはありませんから、
身体が動けなくなるような部位に関しては、特に気をつけてほしいと思います」(前出・青冶氏)

いくつになっても同じ運動が、身体のためになるとは限らない。
加齢とともに自分に合った動きをよく見極めるのが肝心だ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
                          

私は年金生活の72歳の身であるが、定年した60歳より多々の理由で年金生活を始め、

自主的に平素の買物担当となった私は、家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。
             
帰宅後、やがて独りで我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園をひたすら歩いたりしている。
             

こうした中で、昨年の熱い時節になると、私の容姿として制服のようになった半袖のスポーツシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしてきた。
         
しかしながら燦々と陽射しが照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
          
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
                          

そしてコンビニなどで、ベットボトルの煎茶を買い求めて、
小公園にある大きな樹の下で、水分補給をしながら休憩をしたりしている。
                       
しかしながら35度前後の猛暑の時は、最寄駅から利便性ある路線バスに乗車して、
バス車内のエアコン冷風に甘えて、甘享したりしてきた。

或いは猛暑の時の散策は、自宅の近くにある遊歩道を少しばかり歩く程度となっていた。

こうした根底には、熱中症で倒れて、目覚めたら病院のベッドだったことは困苦するので、回避してきた・・。
             

             
このような軟弱な私は、今回の記事で、《・・高齢者にとってラジオ体操は、手軽な運動ではなく、
準備体操を要求するほどハードな運動・・》など多々教示された。

そして私は72歳の体力の衰えた身であり、無理は禁物だなぁ、と微苦笑したりした。

せめて殆ど毎日、歩くだけは実践している。

もとより健康でなければ、私でも日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

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