夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

お彼岸の時期と常識、齢ばかり重ねた私は学び、そうでしたか、と恥ずかしく赤面して・・。

2018-03-19 15:07:34 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
今朝、テレビで地元の天気情報を視聴していると、
来る21日の『春分の日』は、冬のような寒さの中、小雨の一日、と報じていた。

私たち夫婦は、この日にはお墓参りを40年近くしてきたので、
傘を差してお墓参りかょ・・と微苦笑したりした。

昼食後、
ときおり愛読している生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
『 2018年はいつ? お彼岸の時期と常識 』と題された見出しを見た。

私は恥ずかしながら何かと無知なことが多く、改めて《・・お彼岸の常識・・》と問われても、
理論整然と言えないので、こっそりと読んでしまった・・。

この記事は、暮らしの歳時記の特集のひとつで、
和文化研究家、ライフコーディネーターの三浦 康子さんの定期寄稿文のひとつであり、
2009年3月9日に初回公開され、2018年3月17日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・お彼岸の時期と常識

いまさら聞けない……お彼岸ってなに?

天気の話題で「暑さ寒さも彼岸まで」というけれど…なぜ?

「お彼岸」という言葉や「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句は知っていても、
いまいちピンとこない方も多いでしょう。
そこで、いまさら聞けないお彼岸のいろはを解説します。

お彼岸っていつ? 

彼岸には、春彼岸と秋彼岸があります。
それぞれ、春分の日(3月21日頃。その年により変動)、秋分の日(9月23日頃。その年により変動)を中日として、
その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

2018年のお彼岸
【 春彼岸 】 
3月18日(日):彼岸入り
3月21日(水):彼岸の中日(=春分の日。祝日)
3月24日(土):彼岸明け

【 秋彼岸 】 
9月20日(木):彼岸入り
9月23日(日):彼岸の中日(=秋分の日。祝日)
9月26日(水):彼岸明け

春の彼岸を「彼岸」、「春彼岸」と呼ぶのに対し、
秋の彼岸を「のちの彼岸」、「秋彼岸」と呼び分けることもあります。


なぜお彼岸にお墓参りをするの? 「彼岸」の意味は?

夕日
太陽が真西に沈むとき、彼岸と此岸が最も通じやすくなると考えました。

春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日ですが、
お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しています。

仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、
その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。

そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って、真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、
先祖供養をするようになりました。


なぜ日本だけなの? お彼岸の由来

お墓参り
お彼岸は日本独自の文化。

お彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。
日本では、正月など神道にまつわる行事を行う一方、仏教を説いた釈迦の教えも受け入れてきました。
お彼岸は「日願」でもあるため、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。

また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、
自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。

彼岸の中日である「春分の日」、「秋分の日」は国民の祝日です。
祝日法による趣旨は……
  • 春分の日=『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
  • 秋分の日=『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』

 

お彼岸に供える花は?

「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは?

なぜ「暑さ寒さも彼岸まで」というの?

夕暮れのコスモス
秋彼岸を過ぎると太陽の出番が少なくなり、暑さも和らぎます。春はこの逆ですね。

春分と秋分は、いずれも二十四節気のひとつで、暦の上では春と秋の中間地点となります。

そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。

●春分は春(立春~立夏の前日)の中間地点
⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる
●秋分は秋(立秋~立冬の前日)の中間地点
⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる

ただし、昼と夜の長さがほぼ同じだからといって、春分と秋分の気候が同じになるわけではありません。
暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、
厳しい残暑や寒さも目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。

また、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、
彼岸のころには和らいで楽になるよ・・「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。・・》

        


私は読み終わった後、無知だったことが多く、そうでしたか、と心の中で呟(つぶや)いたりし、
恥ずかしく赤面してしまった・・。

そして私は無知なりに、
『春分の日』のお墓参りを思い馳せたりした・・。

たまたま一昨年には、私の投稿文には下記のように綴っていた。

『春分の日』、私たち夫婦は長兄宅に行き、やがてお墓参りを重ねて、早や38年が過ぎ・・。
留意・・お時間のある御方は、お読み下されば幸いです。

このようなことを恒例のように、私たち夫婦は過ごしてきた・・。

今回の記事で、特に学んだことは、
《・・生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、
その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)・・》であった。

      

或いは《・・秋の「おはぎ」には皮ごと使ったつぶあんを用い、
春の「ぼたもち」には固くなった皮を除いたこしあんを用いていたそうです・・》

私は年金生活の中、昼食として四週間に一度だけ、
アンパンの『つぶあん』、『こしあん』をひとつづつ食べている。
本来であれば、もっと愛食したいが、肥満体の近道と恐れて、やむなく自制している。

今回『つぶあん』、『こしあん』を学び、
春の食べ物、秋の食べ物を同時に賞味できるので、やはりこの世の贅沢な食べ物のひとつだ、
微笑んだりしている。


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2 コメント

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私も無知でした (花水木)
2018-03-19 20:52:10
夢逢人さま、こんばんわ。
お恥ずかしいことですが、私もお彼岸については知らないことばかり。
大変お勉強になりました。
彼岸と此岸が一番ちかくなるゆえ、お彼岸にお墓参りをするのですね。
何故お彼岸にお墓詣りをするのかなんて考えたこともありませんでした。
牡丹餅とおはぎのあんこの違いも知りませんでした。
お教えいただいてありがとうございます。

昨日は義父義母のお墓参りをしてきました。
明日はあいにくのお天気になりそうですが、姉と実家のお墓参りに行くつもりにしております。
夢逢人さまに教えていただいたお彼岸の意味をよくよくかみしめながら、
亡き父と母に会ってまいりますね。
お彼岸の常識、私も少し学んだ次第です (夢逢人)
2018-03-19 23:33:30
花水木さま。

>夢逢人さま、こんばんわ。

こちらこそ、ご主人様が予期せぬ出来事で入院され、
無力ながら心配しておりました。
幸いにも検査結果、良好と推察し、安堵している次第です。

>彼岸と此岸が一番ちかくなるゆえ、お彼岸にお墓参りをするのですね。
>何故お彼岸にお墓詣りをするのかなんて考えたこともありませんでした。

私も何かと単細胞でして、春分の日、秋分の日にはお墓参りをする日、
と小学生から65年疑いもなくしてきた次第です(笑)

>牡丹餅とおはぎのあんこの違いも知りませんでした。

私の父が亡くなった昭和28年当時、私は農家の児として育てられ、
この当時の農家の祝事には、まるで競争するかのように大きな牡丹餅などが出されて、
ご飯茶碗より大きくて、私はひとつ食べるのも大変だったことを思い出したりしました。

この当時、都心の郊外は、白米、もち米と砂糖も贅沢品でしたが、
その家で祝事のある農家として、親戚、ご近所の有力者、そして来賓の御方たちに、
精一杯の感謝の品として、配られたと思い馳せた次第です。

>昨日は義父義母のお墓参りをしてきました。
>明日はあいにくのお天気になりそうですが、姉と実家のお墓参りに行くつもりにしております。
>夢逢人さまに教えていただいたお彼岸の意味をよくよくかみしめながら、
>亡き父と母に会ってまいりますね。

私も自身を育てて下さった両親、祖父、父の妹である叔母に感謝して、
私の生家のお墓で、お線香、お花をささげている次第です。

コメントありがとうございました。
明日の20日と21日は、冬のような寒さとなりますので、
防寒対策をされて、お出かけ下さい。

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