血書を受け取った劉邦は、呂雉たちが彭城にいることを知る。盧綰や周勃は彭城を攻めましょうと言うが、張良は失敗すれば我が軍は全滅する、今は攻め時ではないと止める。劉邦は血書のおかげで生きている事が分かり、無理に攻め込めば人質が殺されてしまうと様子をみることに。
呂雉たちを使い劉邦を脅したくない項羽。しかし范増はやるつもりでいた。2人がそのことで口論ばかりし、仲違いしないためなら呂雉たちを殺すと鍾離昧は龍且に言う。驚いた龍且だったが、鍾離昧の覚悟を知り「俺も一緒に責任をとろう」と返す。
夜中。暗闇にまぎれ、呂雉たちは壁の穴から逃げ出す。しかし、すぐに鍾離昧と龍且に見つかってしまう呂雉たち。その様子を隠れていた盧綰が兵と見ていた。呂雉たちの命を考え、出て行けない盧綰。
呂雉が嫺に義父を連れて逃げるように言い、義父と一緒に嫺は走り出す。そんな嫺の背中に矢が刺さり、駆け寄る呂雉。鍾離昧と龍且は全員を殺そうとするが、そこに范増から殺さずに連れて帰るようにという命が届く。
連れ戻された呂雉は、何日も食事をとらず、嫺のことばかり考えていた。生きなくてはいけないと励ます審食其。呂雉は審食其の腕にしがみつき、激しく泣き出す。
劉邦の家族を殺そうとした鍾離昧と龍且に謹慎の罰を与える項羽。それでは罰にならないと范増気に入らない。
盧綰を呼ぶよう夏侯嬰に言う劉邦。困った夏侯嬰は慌ててひざまずき、昨夜、盧綰が呂雉たちの救出に向かったと話す。行くな、と命じていた劉邦は怒りだす。
盧綰が戻ってきたと知った劉邦は、夏侯嬰と一緒に牢に入れるよう命じる。
韓信は韓信は魏と代の地を征伐する。そして次の目標・趙国へ向かうことに。
趙の将軍・李左車は、韓信の兵は3万人に届かない、我が軍は井陘口に10万人いる、しかし用心は必要だと陳余と趙王に言う。そして道が狭い井陘口で待ち伏せをし、7日間死守すれば韓信たちは糧秣が尽きて撤退する、この時に攻撃に転じ背後から攻めれば必ず韓信を倒せると策を話す李左車。陳余は守りの戦いだと笑う。
趙王は軍の全権を陳余に与える事を決める。
戦が始まる。
激しい戦いの中、陳余を見た韓信は「引け」と命じ漢軍は撤退。陳余は韓信を生け捕りにしろと全軍で追いかける。
趙軍が漢軍の陣地に押し寄せるが、川を背にして退路を断たれた漢軍は命懸けで戦い、趙軍は半日戦っても優位に立てない。一旦撤退した陳余たちだったが、自陣は韓信の策で趙の旗から漢の旗に替えられていた。それを知らず慌てた趙軍は総崩れとなり、韓信は反撃に転じて陳余を追いかける。
逃げた陳余は兵で狭い道が塞がり先へ進む事ができなくなる。1人の兵を殺し、何としても通る、邪魔する者は殺すと叫ぶ陳余。
ーつづくー
嫺が亡くなってしまいました(；_；)
そして呂雉たちが逃げることも失敗。
いつ劉邦の元に戻れるのかな…。
牢に入れられてしまった盧綰や夏侯嬰も心配。
早く許されますように"(ノ_・、)"
兵で渋滞が…。
陳余は李左車の話を聞かなかったのに、自分だけ助かろうとするなんて（＊｀ω´＊）
韓信はさすがでした(*´ー｀*)
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