クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名・三つ峰山周回 H-27- 5-21

2015-05-22 11:59:51 | 榛名山麓
先日、toboketaGさんの三つ峰山の周回記事を読んだのでその真似をして
こちらも三峰山周回を試みた。コースは三つ峰の東南165mにある1280m峰から
東南に延びる二本の長大尾根を使う予定で出発。

r-28で箕郷を抜けて幾つかの養護施設前を過ぎて休業の気配濃厚の「榛名天然水」の
工場入り口のゲート前小スペースに駐車。丁度、農林大学校生徒の榛名登山行事と
ぶつかってここに給水所を作っていたが県道の左右に分かれて譲り合い。

県道を約100m程榛名方面に登ったところにガードレールが切れて左の沢筋に林道が
あるのでそこに入る。ここから軽い登りの林道を約2k歩かないと登山口に達しない。



直ぐに小さな沢を跨ぐと林道は登り傾斜が付く。



約0.4kで変則四つ角、ここは一番左を選択して切り返し道。



林道とはいえ、下地は岩がゴロゴロで涸れ沢歩きと変わらない。



途中の右斜面の岸壁が崩れて林道に大岩。見たところ、崩落は新しいものではないが
急ぎ足で通過。



やがて目印の廃棄車両、随分昔からあるが未だ原型を留めている。



堰堤手前で水量のある沢を渡って鋭く切り返してその先のU字カーブまで元の方向に
戻る形。



Uターンのようなカーブを過ぎるとここも酷い道だ。



延々と歩いて左の斜面に赤テープ、ここからも行かれるが急登の連続なので
余り好きではない。



振り返ると大きな窪のどん詰まりの縁を二回ほど回ったところ。



その先で再び目印。かって落ちていた廃棄物を枝にくくりつけたものだがもう10年ぐらい
経っているのにテープで固定しておいた為か未だに健在。復路はここに下りてくる。



予定していた地形図上の破線の位置より100m程手前で左に入る林道。思いつきでこの林道を
使ってみることにした。どっち道、途中で予定の破線に入ればよいのだから。
スタートからここまで45分も経過している(10.00)。



途中で右が水溜りのようになった沢を跨ぐ。



やがて草地から植林地に向かう。



林の中は写真で感ずるより急登。幅広なので勝手にジグザグ歩行。



林を抜けると前方に破線の稜線が見えるが傾斜はややきつくなる。



漸く破線の稜線に到着。目の前に赤テープ。この尾根はほぼ南北の大尾根から派生する
東南に流れる枝尾根なのだ。



やがてY字分岐、大尾根が左なので直進気味の左を選択。



何の変哲もない尾根に到着。ここから1280m峰まで歩行距離約700mの一本登り。
林道から入って53分経過(10.53)。



気が付くと稜線右下に幅広の道形が現れたのでそちらを歩く。



間もなくその道形も消え茫々の笹道が続く。



左右の新緑が濃くて展望は皆無、見えるのは青空と新緑だけ。



榛名特有の笹が濃くなり蹴飛ばしに脚力を浪費。



僅かなツツジに迎えられて東西に長い1280峰の東端に到着、台地の西端に向かう。



ここが西端、北に乗り越して三つ峰との鞍部に向かって急降。ここから直線で165mだが
歩行距離は200m位(12.04)。



反対の南には第二尾根の笹原が下っている。帰路にはこっちの尾根を使って下山する。



北に向かって一寸危ない箇所もあるヤセ尾根を進むと



石門前を通過する。



直ぐに三つ峰への急登にかかる。とは云っても標高差は僅かに40m弱。



漸く頂上に到着。ひっそりとして誰も居ないが標識が石宮の天蓋に取り付けられていて
何となく奇異な感じ(12.26)。



本日の爺イ。昼食を兼ねて十分に足を休めるが残念ながら展望はなく見えるのは
上空の青空のみ。



休憩後、下山開始(12.45)。往路では足元のヤセ尾根ばかり気にしていたが
ここは岩塊が続いている。





1280m峰に到着(12.58)。振り返って樹葉越に三つ峰の姿。



出だしの急降を経てこんな雑木の間を歩くが



この辺にも岩塊が結構点在していて方向がやや東南に向く。





林の中に赤テープ、ここから急降開始。この尾根は音羽乗り越しで三つ峰に行くルートなので
笹原の中にも何となく薄い踏み跡らしき気配がある。



やがて1010m峰に掛かる。ここは復路唯一の登り返しの箇所。



傾斜はきつくて疲れた足にはズンとこたえる。



岩塊の北面に達すると左手に迂回道。この岩塊は南北に長くて回り道は頂上台地の
中間に出るので尚も台地を進む。



台地の南端に降りると正面に倒木が倒れていて様にならないので(13.49)



少し西に回って1010m峰の全景。音羽山の北西に当たるこの地点はこの辺の
ハイクコースの基点的存在である。ここからは南進の笹原を避けて直ぐに東進の
尾根に向かう。道形ははっきりした踏み跡。



樹幹に白マーク、音羽にはこのマークから右折して南進するがこっちは其の侭、東進を
続ける。



相変わらず踏み跡が鮮明、そんなにこのルートが歩かれているとは知らなかった。



又もや、樹幹に白マークがあるが何の為の目印なのかは不明。



雑木林の中に赤テープ、若しかするとかって爺イが登りのときに付けたもの?



ヤセ尾根に差し掛かると右は巨大な窪に切れ落ちている。数回の急降が繰り返され
高度はぐんぐん下がって林道に向かう。



尾根を降り切るとドンピシャリで往路で確認した廃棄物のマーク前(14.23)。



一呼吸置いてから小岩がゴロゴロの林道をのんびり下って駐車場所に到着(14.57)。
13.100歩のハイクだったが懸念していた長大尾根の登りも何とか出来たので
未だ引退する時期ではない。





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2 コメント

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光栄です。 (toboketaG)
2015-05-22 21:24:54
榛名の山に入る前にいつも爺さまのブログと国土地理院の地図を眺めて研究しています。私の山行記録はまことに大雑把であまり参考にならないと思います。 私はあの尾根を下降してきてからが難儀しました。尾根の上り口をシッカリと見極める技はさすが15年の経験はすごいものだと感心しました。下から行ったら私なんぞには上り口が見つからないでしょう。
道のないところに一筋の道を頭の中に描きながら登る。この醍醐味を理解できる人はそうはいないと思います。山が浅いから70才を越えても出来るんでしょうね。 大きな山塊だとそれこそ命取りになってしまう事態も考えられます。まして単独行ですから・・
家族に心配をかけないように十分注意してこれからも楽しみましょう。
re.三っ峰 (爺イ)
2015-05-23 07:16:04
toboketaGさん
地形図眺めるのは小生も好きです。
じっと見つめていると自分の脚力でも
通過できそうなルートが浮き上がって
くるのでそこをやってみる、何とも
云えない達成感のある里山の楽しみです。

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