予告編を見た回数は、
公開が延期になった『TOO YOUNG TOO DIE』の次くらいに多かったような気がする。
基本的にオカルトものは見ないのだが、
怪獣もの好きとして、このタイトルには引っ掛かりがあって、
そういう引っ掛かりは大事にしておこうと迷いながらも劇場に。
出来ればレイトショーはやめておきたかったのだが、
席予約の状況をみると、
さすがに全く一人のようなことはなかったので思い切る。

ネタバレレビューは多数あるので、

あらすじ等は他を参照して欲しいが、

総じて「怖い」と思うところは、それほど多くはない。

興味はあるけど怖いの嫌いという人には、

まあ、大丈夫じゃない、と言えそうだ。

その辺は、このタイトルで、

しかも対決シーンありを宣伝している以上は、

ある意味仕方がないのと思うのだが、

であればもっとエンタメチックに楽しめるようにするのも良かったかも知れない。

怪獣もの好きには、

時間的にもアクション的にもかなり物足りない対決シーンだったので、

怪獣もの好きの人にはちょっとお薦め出来ない。



美少女好きには、

玉城ティナは相当な美少女なのだろうけど、

いかんせん細くて小さいなあと、思った。

山本美月も細いのだろうが、

タッパがある関係か比較上随分逞しく見えた。

まあ、こういう映画でもあるので、また別の映画で真価を見たい。

少なくともこれが代表作になることはなさそうだ。


惜しむらくは安藤政信演じる霊能者のケイゾウさん。

かなりの使い手のような振りだったのに、

貞子や伽椰子には、

直接的には全く太刀打ち出来ず、

最後もあまりに呆気なさ過ぎのように見えた。

この映画に何の救いも残さずに終わらせる、

というコンセプトだったのだろうが、

せめて〇〇前なら、

少しは勝負になるところを見せて欲しかった。

というか、

少女霊能者のタマオとのコンビには、

どんな形であれ生き残って欲しかったなあ。



全体に予想通りなのだが、

予想より少しずつこじんまりしていた。


何より怖かったのは、

前の方に一人で座っていた女子が、

上映中に椅子を蹴ったり叩いたりすること。

ただそれだけのことが、

リアルに起こると背筋が寒かった。


叫び叫び叫び


最後にどうでもいい話。

法柳という霊能者が出て来て貞子の呪いを解こうと頑張るのだが、

これが友近の西尾一男っぽくてちょっと笑える。

チェックあれ。




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