奥さんへ厳しい声、言葉を投げる男性がいます。

汚い言葉ですが。。
お前とか。バカとか、なんで・・分からないのよ。。バカか。
そんなこと。。じぶんで考えろ!! わかったのか。

という言葉を自宅以外でも使うヒトがいます。

特に60代以上の男性はまだそうした気持ちが強い傾向が
あったりもします。


私はこうしたケースを今までたくさん見てきました。

ただ。。残念ながら これは健康があってのこと。
少し痛い、痛む。足が、手が 体調がおかしい。。
病院へ入院。脳梗塞、神経系の病気、
両手両足のリハビリが必要な場合。
男性は立場が大きく変わります。

今までおまえ。と言っていた男性は言えなくなります。
それを見ていた、家族、お嫁さんは今までをふまえて
その男性のこれからを考えます。

強い言葉を言っても良いです。 
相手を嫌な気分をさせることが普通。当たり前。
そう思うのも良いかもしれません。

ただ・・・言えるのは
身体が悪くなるのは
いつ、どこで、どのようになるかは
分かりませんし、じぶんですらその行方は
決めることはできません。

仕事中。
トイレの中。
お風呂の中。
着替え中
庭掃除中
移動中などなど。。ごくごく身近な場所
生活を変えていく出来事。
病気が発症してしまうことがあります。

一家の大黒柱も時代が変われば
言葉遣いも気をつけないと。。
生きていける保証はありません。

またお金が潤沢にあれば
有料老人ホームにも入れます。
それは別です。
多くは地域の特別養護老人ホームや老人ホームへの
入所を希望するヒトがいますが。。
入れることは。。ほとんど難しいのです。

介護の基本は自宅です。
多くの男性は奥さんや家族の支えがあって
お仕事が出来て、生活のベースがあるのですが。。
強い言葉を持つヒトほど。。足りない部分が足元が多い。
そう思っています。

 奥さんを大切にしないと。どうなるか。
それで見放されることが結構あります。

いろいろと人生の在りかたを
学ぶことができたりします。