【読書749】:出版社社長兼編集者兼作家の 購書術: 本には買い方があった!/中川右介 | 読書で人生武者修行(改)

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出版社社長兼編集者兼作家の 購書術: 本には買い方があった! (小学館新書)/小学館
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≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

町の書店、大型書店、ネット書店に古書店、新古書店、オークション、
電子書店。本が買える店は、かつてないほど増えた。価格は事実上、
自由化されたといえ る現在、単に安さと利便性を求めるだけの本の
買い方ではなく活字文化にいかに関わるかという「生き方」としての、
本との付き合い方が求められている。編集 者にして作家かつ出版社経営者、
そして読者という本の“グランドスラム”ゆえに語れる購書術、つまり本の賢い「買い方」を詳述する一冊。全ての本好きに贈 る、あるようでなかった究極の
本の買い方術。

≪気になる部分の抜粋≫
●読者にできる最大にして最良の「作家を育てる方法」
 「売れた本」の著者には、その版元はもちろん、他社からも「書いてくれ」
 との注文がくる。たとえ「二番煎じ」「企画の貧困」と批判されようが、
 誰もが失敗したくないので、どの編集者もどの版元も「売れる」実績のある
 人に書いてもらいたい。その「売れた」「売れない」は、発売から
 数週間で決まってしまう。だから、好きな作家がいて、その人の本を
 もっと読みたいのであれば、発売されたらすぐに買うことだ。

●本の著者は自分が書いた本でもできたときに版元からもらうのは、
 十冊が一般的で、それ以上欲しい場合は二割引きで購入する。
 知り合いが多い著者だと何百冊も買うので印税がそれでなくなって
 しまうこともある。
 知り合いが本を書いて「読んでください」と送られてきたら、
 それは著者が出版社から買って送ったものだと理解してほしい。

●多くの作家が、実質的には自分の作品の値下げである文庫化を
 容認しているのは、単行本で出た時点で印税をもらっており、
 文庫化はいわば不労所得と考えられるからである。(中略)
 物書きの悲しい性でもあるが、自分の本がたくさん印刷されると
 単純に嬉しいからである。

≪感想≫
いかがでしたか?

「本に買い方」に特化したのは、珍しいですね。
買い方も何も、欲しい本を欲しいときに買うというのが
当たり前ですが、アマゾンなどのネットで買うか?
大型書店で買うか?町の小さな書店で買うか?
様々ですよね。
※小さな書店には、ベストセラー作家の本が
 配本されないなんてこともありますが。

本書で「本を読むのが好き」と言いながら、
「でも買いません、図書館で借りるので」という人には、
本への愛情がないという記述もあり、ちょっと耳が痛いです・・・

僕も読書にハマり、10年ぐらいになりますが、
当初は、小遣いも少ないので、図書館や古本屋を利用していました。
最近では、ありがたいことに各方面からの献本が定期的に
送られてくるので、古本屋ですら買うことがなくなるぐらいになりました。

こういった献本も、著者が何冊でも用意できるわけでも
ないことを本書で知り、勉強になりました。
本屋のスタッフや出版社(自分の)の職員も2割引き程度で
本が購入できるということなので、ちょっと羨ましいですね。。。

本書でも語られているのですが、本屋には、「今週も新刊」という
コーナーはあるが、「来週の返品」というコーナーはない。
もちろん、返品されるということは、売れ行きが今ひとつとうことでも
ありますが、「今週買わなかったら、もう返品しちゃうよ~」と
最後の訴えとして、こういうコーナーがあっても面白いと思いました。

出版業界の裏側や著者の本の買い方など
本好きにはたまらない内容だと思います。

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 本をもっと買うで! 

≪最後に一言≫

★ しまった!この本、図書館で借りてしもた・・・・・orz

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安西先生
私だけかね…?まだ勝てると思っているのは…
  あきらめる?あきらめたら そこで試合終了ですよ