入院中に見る24時間テレビ | 難聴ブログ もしも願いが叶うなら

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入院6日目

まさか入院中に24時間テレビあるとは…。

術後に見るとかどう言うタイミングなのと感じます。

今年のテーマはキセキらしいですが。

入院中に見ている事が既にキセキを超えて自分的に想定外でした。


今まで24時間テレビを見て来た頃と

自分が障害を感じる身になってから見た今年の24時間テレビでは

受け止め方、捉え方、感じ方が違っている自分に気付きました。


色んな病気と闘って頑張っている人、

色んな苦難を乗り越えようと頑張っている人の姿を見て

その頑張りが見る人の心を動かす力に通じると思うし、

それが演出で盛られていても、見たならば何か感じると思うのです。

人として色んな思いを感じ考えると思うのです。

もちろん自分も涙涙でしたが。


だけど…これだけ全国的に有名な番組で注目される番組であるなら

もう少し現実にある身近な壁をどうするべきかを問う内容が欲しいと言うのが

今年の自分の感想でした。

頑張っている人の姿を見る事は確かに刺激になります。

ただその先に現実がなかなか繋がっていかないのは

頑張っている姿を映し伝えた後、励みになっても

視聴者がどう動き出せば良いのかと言う提議までは浸透出来ていない。

一つの番組として終わってしまっていると言うのでしょうか。

少なからず、自分は見方が変わったと自覚しました。

これだけじゃただの良い番組だったね、で終わってしまっていると。


それでも演出もありますけれど、人の頑張る姿って凄く大きいです。

分けてもらうだけではなく、出来たらその内容を増やしていきたいと思いました。


しかし…ドラマは泣いた。

あのパパ役が関ジャニのメンバーだと気付いたのは放送翌日だった。

なぜ気付かない、自分…。

番組全体的に歌で励ますと言うのが多いですが、見えても歌詞が出ていても

どんな声なのだろう、どんなメロディなのだろう、歌に込めた感情を

声から感じる事が出来ないのはやはり悲しいと思います。

この人は、どんな風に表現して歌うのだろうと。

人の心に音楽が与えるパワーって凄いですよね。


と言う事で、入院6日目がもうすぐ過ぎようとしております。

ああ、長い!長すぎる!

明日は抜糸予定です。何もしなくても痛いのに抜糸とか痛すぎる。

過去の抜糸経験から痛みを感じない抜糸など無かった…。

でも抜糸したら頭洗える…少し恐ろしいけど。

抜糸したら突っ張り感は楽になりそうです。

術側の耳を下にして横向きになったり、術側の傷があたるような姿勢では

痛くて寝れないので体に無理な力が入り疲れます。

ドーナツ枕があれば楽そうに思えました。

頭用に使う物ではないですけども、乳児の頭の形を良くする枕みたいな

患部が直接触れるのを軽減出来る枕があると楽だと感じました。


麻痺や味覚障害は相変わらずであります。

気管挿管時の傷からの出血がまったく回復せず、

血痰だけでなく鼻血にもなっているので

小さいカメラを入れて調べると言われましたが

うん、何とかなるはず…。