私がお世話になっているアーユルヴェーダDr.とヨガ先生がヒマラヤの村でメディカルキャンプを開催しました。
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街から隔離された険しい山での暮らしは大変過酷で、毎日重たいものを背負ってトレッキングと自給自足の生活です。身体を守るための食材も限られ外からも手に入りにくく深刻な病を抱えてらっしゃる方も多いそうです。

そんな村人のみなさんをアーユルヴェーダDr.が診察するこの企画。6月に横浜に来日するムクタさん夫妻のSomadityaアシュラムが定期的に開催しているのです音譜

どんな内容だったのか大変感動したのでムクタさんのレポートから抜粋してご紹介させて頂きます。

以下抜粋
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

一人の女性が診療に来ました。
見た目は50歳以上。シワ深くとても疲れた表情でした。
しかし年齢を聞くとなんと23歳。
私も耳を疑うほどに疲れきって、か細く、弱々しく、息苦しそうにしています。



ドクターはその女性の手をとり、脈を診ながら言いました。
「随分苦労をしてきたんだね。」
とても親身に労わる表情で。

特に村では女性に掛かる生活の負担は私達からは想像を絶するものです。それが当たり前なので、いたわってくれる人もいません。

この女性も23歳なのに既に5人の子供を生み育てています。

そして、最近は子供を育てるのが難しいからと、女性の避妊手術を政府がお金を寄付してまですすめており、そのお金欲しさにも女性は簡単に手術をうけるのです。

しかし、このドクターも指摘されましたが、女性にとって大切な機能を無理に止める必要は全くない。女性の体に大きな負担となるだけだ。

そしてドクターは提案しました。

5人以上子供を生んだ女性のリストを作っておきなさい。
今度来た時にその女性達の苦労を讃える表彰をしようじゃないか!

女性をもっといたわって、皆が皆のケアをしあう良い村の環境つくりをする事からもいい村の意識作りができるでしょう。
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そしてドクターは言われました。

こんな宝の山なのに、村の伝統や自然、文化から目をそらして外から入るものを手に入れるために外から来たものを作る内職までして金を作り、こんなにオーガニックな野菜もハーブも豊富なのに、薬で育てられた偽ものの野菜を外から仕入れて食べて病気になっている。。。

そんな馬鹿なサイクルは辞めて自然に誇りを持って生きなさい!

と、ドクターは村人達一人一人にメッセージをくれました。

村の人達がこの村にもっと愛情をもって、素晴らしさに気付き、村の伝統や文化を見直して大切にし、村の良さをもって生き、幸せに生きられる事がこのプロジェクトの目的でもあるのです。

その為に足りていないのは智慧、そして気付き。
それを今後もこのように村の人達に気付きをもってもらう機会を沢山作っていきます。
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クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

具体的に処方された治療はマルマ(ツボ)療法を始めとした村の人々が家族で触れ合いながらおうちで出来る治療法です。

特別なオイルや食材、薬を用意しなくても出来るのが本来のアーユルヴェーダなのでしょう

日々続けていくこと
家族で触れ合うこと


今の環境に愛情をもって、素晴らしさに気付き、伝統や文化を見直して大切にすること、必要なのはモノではなく、気づきと智慧であること

アーユルヴェーダを実践する上で実は忘れがちな大切なことを気付かせて下さったDr.です。

村の人々だけでなく、今の日本に住む、今の地球に住む私達へのメッセージだと思いました

ベル6月横浜ににこのキャンプを開催したSomAdityaAshramがやってきます音譜

多くの皆さまにインドの純粋な智慧に触れていただき、皆さまの生活を幸せいっぱいな毎日にしていただくことを願っています 日本語ですので外国語苦手な皆さまもぜひ

音譜インド本場のヨガとアーユルヴェーダに触れるチャンスベル
6月20日21日横浜桜木町 
インドヒマラヤHim Vedic Fes 
詳細はこちらです音譜