「ストアーズレポート」2017年4月号、連載第144回「商いの実学・遊学・雑学」は、
「なごみの春ギフトとお迎えもてなす人」!
4月、卯月、「花舞小枝(はなまいこえだ)」…若枝に花々が咲き乱れている…。
暮らしの節目だからこその「春ギフト」は、アイデアが沢山ある。
ところで、昨今のユーザーは、作り手と売り手より美意識が高く感性が研ぎ澄まされている。また、ネット社会の急進につれ、商品の売り方に変化を求められるとはいえ、扱い商品や客層によっては、マンツーマンの商いは存続する。
そこで、「身にまとう衣服は、この先どうすべきか?」…などと深掘りしながら、今月も知恵袋となる「商いの実学・遊学・雑学」をお届けする。
◇ 販促向上への道しるべ(卯月~卯花月・花残月)
顧客心理というものは、価格の高い・安いに関係なく、「夢をみれる」物、「ドーパミンを充たしてくれる」物になびく…。
1914年(大正3年)岡山県生まれの竹久夢二は、当時の日本橋に、自らの絵をモチーフにした文具や小物雑貨を扱う店舗「港屋」…つまりブランドショップ…を開店!
あの時代、芸術家である夢二に商いの才能があったとは…。
◇ 活気づく各地の土産品
インバウンド対策は百貨店が先陣をきったが、今、リピーターの訪日客は、日本各地にある名所を訪ねて、わが国の四季や伝統行事を楽しむケースも増えてきた。
心がなごむ「春ギフト」のMD構築なら、そんな各地でいくらでも発掘できる…。
【プロ販売員模試】 「商いのリ・スタート ゼネラル総合力 テスト」
〔 ストアーズレポート2017年4月号の主な内容 〕
《特集》 最新・最旬の特徴化MD
髙島屋新宿店「ウェルビーフィールド」 / 大丸東京店「Lib Tokyo」
そごう・西武「リミティドエディション@オフィス」 / 大丸神戸店 リビング全面改装
三越銀座店 紅茶、ショコラ、ベーカリー / 小田急百貨店新宿店「Gentleman's Closet」
《TOP INTERVIEW》 エイチ・ツー・オーリテイリング 代表取締役社長 鈴木 篤 氏
グループ成長と生活総合産業を軸に“関西ドミナント戦略”に拍車
《蔦川敬亮の TOKYO STORE'S GUIDE 87》
日本原産とクリエイターの融合が新種のエキサイティング業態を創出
《ストレポFOCUS》 進化を遂げる100円ショップ
《渡辺林治の 奴雁 36》 日本株の見方 膠着状態後の急変に注意
《FIELD REPORT》 日本総菜協会 / アデランスグループ / コーセー
《COLUMN》
☆金田祐吉〈商いは草の種 37〉 信頼される商法を堅持せよ
☆三田村和彦〈平成四文字語92〉 「一成一忘」他
☆キティこうぞう〈心の健康を鍛える92〉 ストレス対処能力「SOC」(その5)
☆羽根浩之〈百聞一論〉 人の成長と新MDの連続性