中国当局が、チベット人の焼身自殺・ダライ・ラマの写真・情報拡散を犯罪とする新マニュアルを配布 | チベットとビルマの難民支援 難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

中国当局が、チベット人の焼身自殺・ダライ・ラマの写真・情報拡散を犯罪とする新マニュアルを配布




中国当局が東チベットのンガバの僧院で新たなマニュアルを配っている。マニュアルは、チベット語と中国語で書かれている。マニュアルは、焼身自殺と、ダライ・ラマの写真を掲げての抗議、ソーシャルメディアを通じてのチベット外への情報送信を犯罪としている。

上記の行為を行った者は「分裂主義者」と見なされ、処罰される。

「この新しいルールはチベット人への弾圧を正当化するものです。これが今チベットで起きている真実です。」
インドのダラムサラにあるキルティ僧院の僧侶ロブサン・イエシはこう述べた。

マニュアルによると、焼身自殺、抗議活動に間接的に関与した人も共犯者として処罰されるという。2012年のゲペイの焼身自殺にかかわったとして、ロブサン・ツルティムとロブサン・ジャンチュプには、それぞれ懲役11年と8年の実刑判決が出されている。

2013年1月31日には、チベット人6人に懲役刑が出された。刑期は最大12年である。罪は、チベット人焼身自殺者の遺体が中国当局に渡るのを防ごうとしたことだ。

【亀田浩史訳】

元の英語記事はこちら



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