ビルマ(ミャンマー)衝突激化で、2週間で27万人のロヒンギャ人がバングラデシュに流入
ミャンマー(ビルマ)での衝突が激化する中、国連によると、この2週間で、ミャンマー在住のロヒンギャ人の4分の1がバングラデシュに流入したという。
8日に国連の役人が明かした情報によると、8月25日以降、27万人のロヒンギャ人がバングラデシュに流入しているという。
バングラデシュ当局によると、これほどの数の難民の流入は、前例がないという。
「この2週間で、27万人のロヒンギャ人がバングラデシュに流入しました。」
UNHCR のドゥニヤ・アスラム・カーン報道官はこう語った。
「ミャンマーのラカイン州での衝突による難民が急増する中、UNHCR は衝突の根本原因を解決するよう求めています。」
「難民を受け入れる場所はすでにいっぱいです。難民は今、ウキアとテクナフ地区で、道路沿いに並ぶ仮のシェルターに身を寄せています。」
国境を流れるナフ川を渡るためボートを待っている人の多くは女性と子供だ。彼らは、ジャングルや山を何日も逃げてきており、疲弊し、空腹の状態になっている。
【亀田浩史訳】