インターネット上で中国政府を批判したチベット人に懲役3年の判決。国家分裂扇動罪
2016年に任意拘束され、その後行方不明となっていたチベット人元政治犯ツェゴン・ギャルに先月懲役3年の判決が下されたことがわかった。判決は、ツォジャン中等人民裁判所で言い渡された。
インドのダラムサラの Tibetan Centre for Human Rights and Democracy (TCHRD) によると、判決が出されたのは1月10日で、罪状は「国家分裂扇動罪」だという。判決後、ギャルの身柄は、ドンチュアン刑務所に移された。
彼が有罪となったのは、WeChat でブログを書いたためとみられる。彼は、「民族団結」政策を中国政府が実施していないことを批判していた。
ギャルが最初に裁判にかけられたのは、2017年5月3日だ。弁護士はつけられず、不当な裁判であった。両親や親族も裁判の傍聴を認められなかった。
ギャルが最初に裁判にかけられたのは、2017年5月3日だ。弁護士はつけられず、不当な裁判であった。両親や親族も裁判の傍聴を認められなかった。
昨年の逮捕から判決までの間、ギャツは、カンツァの公安で拘束されていた。
「ギャルの任意拘束と判決に強く抗議します。彼に、弁護士と公正な裁判を受ける権利を与えるべきです。彼は無実であり、即時無条件釈放されるべきです。」
TCHRD はこう述べた。
【亀田浩史訳】