今季序盤から不調に喘いだハンブルガーSVは第10節終了後、キャプテンをヨハン・ジュルーから酒井高徳(ゴートク)に代えた。
すると、第11節、12節は引き分けだったが13、14節と連勝し、徐々に成績は上向いてきて、20節を終わった段階で、とりあえず降格圏から脱した。
もちろん、まだまだ予断を許さないが、この調子でいけば、なんとか中位へ行ける可能性もある。
ゴートクがドイツへ渡った当初、ニュルンベルクの祖母とも言語によるコミュニケーションががとれないほどだったが、今では、(多分)フツーのドイツ人並みの言語力だと思われる。選手間のコミュニケーションもうまくいっているのだろう。
ちなみに第10節までと11節からの結果を下表に示す。
表.ハンブルガーSV、第1節~10節と11節~20節の比較(第11節以降のキャプテンがゴートク)
第1節~第10節 | 第11節~第20節 | 第1~20節合計 | |
勝 | 0 | 5 | 5 |
分 | 2 | 2 | 4 |
負 | 8 | 3 | 11 |
勝ち点 | 2 | 17 | 19 |
得点 | 4 | 15 | 19 |
失点 | 23 | 12 | 35 |
得失点差 | -19 | +3 | -16 |
失点が半減しているが、それにも増して得点力が向上していることがわかる。
これから対戦する相手はほとんどが上位に位置するチームではあるが、攻撃力の増したハンブルクは上位チームにとって脅威であろう。
ゴートクが今後どのようにチームをまとめていくか。その力が試される。
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これからが正念場だ。頼むぞゴートク⇒