NYダウが15日は急落しています!!
原因はやっと収まったと思っていた中国とアメリカの貿易摩擦が再燃!
むしろ貿易戦争に陥るのではとの予測もあります!
中国とアメリカは世界では経済の両巨頭です。
この二国の状況はどうなのかを見てみましょう!
NYダウの状況を見てみる
今のNYダウの状況を見てみましょう!
ダウ工業株30種平均は4日続落して開始しました。
前日比172ドル34セント安の2万5002ドル97セントで推移していましたがさらに下落。
とうとう2万5000ドルを下回っている状況です。
アメリカが中国製品に対する輸入関税を適用
今回の貿易摩擦の勃発は、アメリカ通商代表部(USTR)が340億ドルの中国製品に対する輸入関税を7月6日付で導入すると発表したのが原因です。
しかも2段階の輸入関税を発表しており、さらに強固な輸入関税となります。
第1弾は340億ドルの818品目と、かなりの規模です!
第2弾は中国の製造業振興長期計画である「中国製造2025」の下で製造される製品なども対象となります。
アメリカはかなり中国を目の敵にしています!
原因は中国の知的財産の侵害です。
中国はソフトウェアやブランド品などの様々な知的財産を侵害してきています。
これにはアメリカも黙っていないということでしょう。
逆に見れば、アメリカは中国をそれだけ脅威と見ているということです。
中国は間違いなく報復をする
今回の輸入関税はアメリカが一方的に課しています。
その状況に中国が黙っている訳がありません!
中国はまちがいなく報復を行い、通商問題をめぐる米中両国の対立が激化するのは必至です。
そうなれば、あっという間に貿易戦争に発展します。
不必要な関税は世界経済の血液である貿易を阻害し、悪影響を及ぼします。
今回の先制攻撃に対し、中国も米国に対し速やかに同規模の措置を講じると発表しています。
今後の世界経済はどうなるのか?
それでは今後の世界経済はどうなるのでしょうか?
世界経済は長い期間をかけてリーマンショックの影響からやっと脱出をし、成長をしてきました。
中国とアメリカという二大大国が貿易戦争を始めるとなれば、貿易は滞り世界経済には悪影響です。
私達が利用しているスマートフォンなど、中国企業の部品のお陰で低コストで作ることができます。
もはや世界経済は中国なしでは成り立たない部分も多いです。
来週以降の両国の動向には注目する必要があります。
日本の企業も大きな影響を受けて下落することも見込まれます。
世界経済の発展の為にも無意味な貿易戦争は止めてほしいですね。
ではでは~