私だったらできなかったかもしれない | 4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」

4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」

アメリカ暮らし漫画と昔の日本での愛犬物語です。

no636






体験入学の最後の時間、みんなでジェスチャー・ゲームをしました。


ジェスチャー・ゲームというのは、ある行為の真似をして、それを皆に当ててもらう遊びです。


これはアメリカの学校では知らなかったので、日本で初体験でした。


りす吉は毎週習っているヒップホップダンスを出題しました(私が耳打ちして勧めるのに最初は恥ずかしがっていたが、優しくもしつこく勧め続けたらやりました)。




ゲームの後、先生がギターをひき、クラスメートたちが「日曜日よりの使者 (ハイロウズ)」(←クリックすると別ウインドウでユーチューブが開きます)を歌ってくれました。

これは特にりす吉のために練習したのではなく、以前からクラスで歌っていたみたいです。


りす吉は日本語の歌詞を聞き取れなかったようですが、とても良い歌ですね。


素直で日常的に具体的で遥かかなたに詩的です。




最後の最後に、りす吉は皆の前でりっぱにスピーチをしました。


何を英語で言ったのかわからないだろうので、スピーチ原稿を記念にさしあげました。




いよいよお別れで廊下に出て、先生がりす吉の頭に手をやり「また泣きそうになったらいけないから・・」と言われた時わたくし


・・あら、泣きそうになったんだ?


と思いました。



あとでりす吉に聞くと、授業中、黒板をノートに写し取るのに漢字が難しくて書けず、涙ぐんでしまったのだそうです。




日本語がほんの少ししかしゃべれないりす吉なのに、先生や生徒さんたちの優しさに支えられ、楽しい四日間をすごすことができました。


皆さん、ほんとうにほんとうにありがとうございました!!



そしてもちろん、りす吉自身もがんばりました。


私自身がりす吉の歳だった頃をふりかえってみると、消極的で自信がなくて不安で胃がすぐに痛くなって食が細くて身体も痩せて小さくて弱弱しくて骨なんかすぐに折れそうで(そんな子どもでした汗)、とてもとても、りす吉のようにノビノビ明るくは振舞えなかったと思います。









↓ランキングに参加しています。応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

人気ブログランキング にほんブログ村 漫画ブログ 4コマ漫画へ