日本ロス?銀之丞の「センダイ、イク」の真意とはー? | COCOのおいしい話

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*Oyster! Oyster!*

 

先週庭のプールのヒーターのスイッチを入れて水を温め始めましたが、最近の最高気温は20度台。

 

初泳ぎはまだもう少し先になりそうなLAから、久しぶりの更新です。

 

いや〜、いつの間にか6月になってました。

 

今更、4月に日本で見て来た桜(心ゆくまで堪能して参りましたが)の記事でもないですので。

 

とりあえずこちらで食べた物と日本で食べた物をリンクさせて一本、お送りしようと思います。

 

 

タイトルの「センダイ、イク」は、夫銀之丞が日本から帰って来て以来、よく口にするようになった言葉でして。

 

これは「(また)仙台に行きたい、帰りたい」と言う意味なのです。

 

今回も富士吉田、仙台秋保と2箇所ほど温泉巡りをして、行き届いたジャパニーズ・ホスピタリティーと美味しい食事を堪能し。

 

また買い物に行けば、デパ地下のベーカリーやお惣菜屋さんには美味しいものが山とあふれ、どのお店の店員さんも礼儀正しく親切で丁寧で…。

 

夫はちょっと「日本ロス」になってしまったようです。

 

日本で撮った写真を眺めては「ニホン、イク」と繰り返していました。

 

ここ数週間はそれも聞かなくなって来たな、と思っていたら先週あたりから。

 

「センダイ・ステーション、イク」と呟いてはやたらと仙台駅を恋しがっているのです。

 

その訳は。

 

これなんです。

 

 

*Lunch at "Sendai Station Oyster Bar"

 

去年のブログでは取り上げなかったのかな…?駅ビル内にある「仙台ステーションオイスターバー」

 

すっかり夫のお気に入りになってしまったレストランです。

 

今回4月に帰ることになった時、夫は「万一あの店がなくなってしまっていたらどうしよう…?」と気をもんでいたほどです。

 

姉のジャスミンと3人で一度ランチに行き、その後夫と私でもう一度、食べに行きました(ご紹介する写真は姉と3人で行った時のものです)。

 

中には、アメリカで普通出て来る生牡蠣の10倍はあるかと思うほどの特大サイズのものもありました(下の写真の手前のです…岩牡蠣だったかな?)。

 

 

 

 

以前は「牡蠣は大きくなりすぎるとミルキーになって好きじゃない、小さいサイズの方が美味しい」と言っていた夫も、去年ここの牡蠣を食べてから意見を変えました。

 

この牡蠣は大きいながらもぷっつりプリプリ、さらりとした口当たりでちっともヌタヌタしない(って表現でわかっていただけるかしら?^^;)のです。

 

 

 

 

後口も爽やかで、レモンをぽっちり絞るだけで美味しくて、すいすい平らげてしまいました。

 

 

生牡蠣の後は(前菜のつもりが、大きな牡蠣だったので皆お腹いっぱいになりかけてしまいましたが)、姉と私はシーフードのトマトソーススパゲティ、夫は牡蠣のグラタンを頼みました。

 

 

 

 

あっさり目のクリームソースがおいしいと、夫は牡蠣づくしに大満足の様子。

 

ちなみにこのお店、お代わり自由の牡蠣スープがつくのですが、これを夫が「お正月のモチスープの味だ!」と評したのがおかしかったです(我が家のお雑煮は「牡蠣雑煮」なんです→「あけましておめでとうございます-牡蠣雑煮と『冷たい』初笑い?」)。

 

 

私が頼んだこのパスタなのですが…。

 

 

 

 

隠し味に入っていたお味噌が効きすぎていて、しょっぱすぎて…残念でした〜。

 

普通にトマトソースだけの方が、魚介の旨味も損なわない気がするのですが。

 

 

ともあれ。

 

生牡蠣もお寿司もお刺身も「しばらく食べなくてもいいかな」と思うくらい食べて帰って来たつもりだったのですが…。

 

食いだめというか貯金というか、効果は2ヶ月くらいのものですね(最近、私もお寿司が恋しいのです)。

 

そして夫は昨日も朝から「センダイ、イク」「センダイ・ステーション、イク」と繰り返すので。

 

じゃあ、日本のとはもちろん種類が違うけど、こちらにもそこそこ美味しい牡蠣がないわけでもなし、食べに行こうじゃないかと。

 

3月に義母と一緒に行って(→「銀之丞’s母&兄の再訪-BGM「ワインとアンティパスト」にのせて」)美味しかったマリブにあるシーフード・レストラン「ムーンシャドウズ」にランチに行って来ました。

 

 

*Lunch at "Moonshadows"

 

バンクーバー産だそうです。

 

レモンを絞っただけでは少し塩味が物足りなかったので、ポン酢ソースも使ってみましたが美味しかったです(カクテルソースとホースラディッシュがこちらではお約束ですが、私はいつも使いません)。

 

仙台駅のと比べると、味わいの淡い牡蠣でしたが…こういうのを「普通に美味しい」というのでしょう。^^

 

それでも銀之丞は満足したようで、ヨカッタヨカッタ…。

 

 

夫はこの後はスモークサーモンとジャガイモのガレットを。

 

 

 

 

私はやっぱり、カニとロブスター入りのトマトソースリングイネ。

 

 

 

 

ロブスターは、喜んでひっくり返したら、中身はカラでした(ただのデコレーションでした)。

 

(きっとこのお皿をオーダーしたお客さん、100人中100人が、この殻をひっくり返してみるんだろうな…と思ったらちょっと恥ずかしかったデス。///∇//)

 

もちろん、パスタの中にはカニの身とロブスターの身が沢山入って、そこはよかったのですが…。

 

トマトソースが…ヘンに甘ったるい。

 

ハテ、この甘味とクセは…?

 

海鮮醬、 ホイシンソース。

 

…が入っていたのだと思います。

 

前述の仙台で食べた味噌にしても海鮮醬にしても、隠し味として入れるのなら「何が入っているのか分からない」くらいの量にして欲しかったなぁ…。

 

トマトソースにお味噌の隠し味って、世界的に流行っているのでしょうか?

 

でも、両方のお店で残念なトマトソースパスタに当たってしまうとは。

 

こんな偶然もいとおかし(なんちゃって^^)。

 

 

昨日、6月3日土曜日のマリブの海です。

 

 

 

 

青い海と空をお見せできればよかったのですが…。

 

まだ水は冷たそうだったのに、ビーチは結構サーフィンや海水浴をする人で賑わっていてビックリしました。

 

 

店頭にはやっと美味しそうに見える桃やネクタリン、トウモロコシが姿を見せ始めました。

 

暑さはこれからが本番ですが、夏には夏の楽しみがありますよね(スイカ〜、かき氷〜、えーと後は…?^^あ、冷やし中華は先週、もう食べちゃったんですよ♪)

 

日本はそろそろ入梅の頃でしょうか。

 

どうぞ梅雨冷えにお気をつけてお過ごしください。

 

では、また。

 

きっと近いうちに。

 

 

 

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