退院してから一気に8件の記事をアップしましたが、

これが最後の9件目です。


入院のいろいろ話です。


【一喜一憂】

私の病室は6人部屋で、入口から左右3台ずつベッドがあり、
右側一番奥の窓側のベッドが私の場所。


私のお向かいさん(左側一番奥の窓側)は70代後半のお婆ちゃんで、
その息子さん(50代)が毎日午後一番に様子を見に来るのですが、

これがすごいお喋りうっさい

来てから帰るまでずーっと話してる。

しかも壊れたラジオみたいに同じことばかり。
お陰でこのお宅の家族関係も、各人の特徴も家庭事情まで、

私の頭にしっかり入っちゃったくらい。

本当にテープみたいにずっと一人で喋りっぱなしで、
しかも長居で声も大きい。

いつも3時間はいる人なので、
嫌だからといって、私も病室外で3時間も時間潰せないし。

だから我慢するしかないのですが、

だからこそ私はその人の 『じゃ、もう俺帰るね』 の一言に一喜し、
『また明日来るね』 の言葉に一憂するのでした。


【イケメンに癒される】

私、あまり男性の美醜にはウルサくないです。

一時的にしか接しない店員さんや美容師さんでさえも、
イケメンに越したことないって女子もいらっしゃいますが、
私は全くそういうのはありません!

なんですが、時には例外もあり。


私の担当医は30代前半でお顔も人当たりも優秀。
私が独身20代のお年頃女子ならば、淡い恋心を抱いていたかも。

で、入院中の回診の時のこと。


手術前日は挨拶に、当日は術後に夕方と夜と二回様子を見に来て、
翌日からは一日三回程、空き時間に様子見に来てくれます。

そのうち二回は若手医師二人(こちらも30代前半)を連れて、

三人で回診に来てくれてました。

それとは別に、一日一回別の医師が5名程で回診に来るのですが、
こちらは年齢層がまちまち(若手はいない)で、
しかもこの回診までお会いしたこともない医師達ですが、
術後の経過を確認し、お腹の傷もチェックしていきます。

で、ある時気づいた。
よくよく見たら、担当医以外の二人もなかなかのイケメン。

青い服(手術着?)に白衣を羽織って三人で歩く姿は、
外科若手イケメン三銃士って感じで確かに見映えするし、爽やか。

でもって、もう一方の医師五人組は、ただのオジサン軍団(スミマセン)。

お婆ちゃんって若い男の人好きだから、
イケメン三銃士が回診に来ると、口数が多くなってるし。

かくいう私も、何にもない、話し相手もいない病室で暇なので、

三銃士先生が運んでくる爽やかさに癒されてました~ウインク
パジャマをペロって捲って、
お臍の傷を見せるのはちょっと恥ずかしかったけどテレっ


反対にオジサン軍団の時は、

診察も手術も受けてない、初対面の先生ってこともあるけど、

“何で私の傷見せなくちゃいけないの?”って思ってたテヘ




【食事介護】

お隣のベッドに認知症のお婆ちゃんが、
同じく胆石の手術のために入院されました。

娘さんが付き添っていて、
お昼ご飯の時のやり取り聞いてると、ちょっと見守る必要性がありそう。

なーのーに、もう夕飯だよって時間に娘さんが帰っちゃった!ビックリ

カーテン越しにお婆ちゃんの様子を伺っていると、

なんだか食事をしていなさそうな気配。

亡くなった祖母も最後は認知症だったので、
自分の祖母が放って置かれてる想像したら可哀想で、
お婆ちゃんの様子見に行ったらベッドから起き上がれないでいた。

なので起こしてあげて、ベッドに立てて背中に枕挟んであげて、

お食事のお手伝いをしてあげた。


おぼつかないながらも箸を使ったり、咀嚼には問題ないけれど、

テーブル高くて器に手が届かないし、器の蓋もあけられない。

食べ物を口からこぼすとそれが気になってしまい、

他がおろそかになって、手に持ってる器をひっくり返しそうになるし。


色々世話を焼く必要はないけど、やっぱり見守ってあげて、

必要な部分はちょっとお手伝いしたほうがいい感じ。


手術したら1日半は食事できないから、
手術まえの夕飯はきちんと食べないとダメだからね。

お婆ちゃんも穏やかな人なので、
孫になった気分でお喋りもして、それはそれで楽しかったです。


夜は自宅に帰るって帰り支度してるので、

今日はみんなでお泊り会なんだよって言ったら、納得してた。


みんな一緒だから、楽しいねだって。 可愛いドキドキ


たった4泊でも、いろいろあるものですね。