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前回の続きです。

 

4月も慌ただしく過ぎた。私は前年の11月からの勤務開始だったので、4月の末で半年の試用期間が終わることになる。5月からは月給制に移行するとは言え、社会保険は引き続きない状態が継続する。ただ不満をそらすためか資格手当が1万円/月つくことになった。

 

5月からは事業所側は正規職員、私は月給制パート職員ととらえており、位置づけには大きなズレが生じていた。詳細は後述するがこの認識のズレが後に大きな問題を引き起こすことになる。

 

労働者の常識の1つで勤務が半年経つと労働基準法に基づき10日間の有給休暇が付与される。私は実質フルタイムなので10日だが、パートタイムでも勤務時間に応じて比例配分で付与されることは覚えておきたい。

 

施設長の宇賀はここがブラック企業であることを認めた上で有給休暇は病気などの理由がある場合を除いてほとんど認められないとのことである。実際のところ1人でも休むと手が回らなくなる状況で休むとも言いにくい。

 

この事業所では月2回(3回の月もあり)土曜出勤があり、その振替で平日に休んでもいいことになっていたが、1ヶ月以内に取らなければならず上記理由でほとんどみんな失効させていた。

 

そんな中でまず今年度は玉本から私に担当が変わるパソコン教室の案内を作ることになったが、前年度は作業の手が空いたときに少し教える程度の位置づけだったが、今年度からは開所する土曜日に午後から1時間を2回取って運用されることに決まった。

 

申込み制で内容はキーボード入力の初歩的な練習から始めることに決めていた。キーボードの配列を覚えてワードでの文書作成ができるレベルまで持って行くのがとりあえずの目標とした。

 

次は今年度からの新規事業でこころの健康相談というカウンセリングを行うことに決まっていた。これについては施設長の宇賀と打ち合わせた上で3ヶ月に1回開催することに決まった。

 

日程をあらかじめ決めて完全予約制で申込みを受け付けることとし、相談したい内容をあらかじめ書いた申込用紙を出してもらう形で受け付け状況を把握することにした。これは3ヶ月に1回2人までで、月末の火曜日に開催されることに決まった。

 

カウンセリングなどしたことがない私はどういう形で相談を受けたらいいのか分からなかったが、主治医に相談すると最初から完璧にできる人はいないから心配いらないとのことである。

 

どちらも案内の様式を完成させた上で、申込書も作成し、案内の下に半分に切ったA4の封筒に入れて申込みをしたい人はそこから申込書を取って書いて提出する形で申込みを受け付けることに決まった。

 

この案内は1階と2階それぞれに掲示されることになり、翌日の朝礼で施設長の宇賀から新事業について説明されることになった。

 

 

話は次回に続きます。