こんばんは。
シベリアンです。
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「逃げ馬先行馬差し馬追込馬の狙い方」レポートを読んでみたい方は、
こちらに空メールをお送りください。
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『アイビスサマーダッシュの穴馬探し』
PART1 ----------------------------------------
「アイビスサマーダッシュ」の
穴馬探しをお届けします。
10月5日スプリンターズSまで、
今年は10週間ロングラン開催の
新潟競馬が、次週末から開幕。
アイビスサマーダッシュはその
開幕を飾る直線1000mの重賞で、
8月2日(日)に行なわれます。
新潟競馬場が最も盛り上がる日の、
アイビスサマーダッシュ。
さっそく、当レースのポイントを
お伝えしましょう。
【1】最近、短距離戦(直線1000m含む)で
先行していた馬を狙え
→アイビスサマーダッシュに限らず
新潟の直線1000m戦全般に
言えることですが、最初から
積極的にトバして前々へ行ったため
後半でバテ気味になった馬でも、
極限スピードが出ている惰性+
ラスト400mの「平坦」を味方に
ゴールまで何とか粘り込めるのが、
直線1000m戦の大きな特徴です。
ゆえに、直線1000mにおける
基本はまず「前へ行った馬が有利」
であり、何よりも肝要なのは
スタートからのダッシュ力。直近の
短距離戦で前へ行けていた先行力が
あれば、ココではどうにかなります。
ですから直近で「他コースにおける
短距離戦で先行→バテ負け」した馬は
当条件では(粘り込めるため)絶好の
穴ターゲットとなります。たとえ
大敗していても関係ありません。むしろ
それで人気が落ちるならシメたもの。
実際に、近5年の当レースで
「4番人気以下」で好走した穴馬9頭を
診ても下記のように、直近の短距離戦で
先行していた馬(▽印+▼印)が大半を
占めていますし、先行したもののバテて
6着以下に大敗していた馬(▼印)も
非常に多いことが分かります。
09年2着 アポロド(6)前走 ▼ 前々走 ▼
10年1着 ケイティ(8)前走 ▽ 前々走 ○
10年3着 マルブ (16)前走 前々走 ▼
11年2着 エーブダ(5)前走 ▽ 前々走 ▼
11年3着 アポロ (11)前走 ▽ 前々走
12年1着 パドトロ(7)前走 ▽ 前々走 ▼
12年2着 エーシン(5)前走 ▼ 前々走 ▼
12年3着 エーシン(4)前走 ▼ 前々走 ▼
13年3着 リトルゲ(6)前走 ▽ 前々走 ▼
▼=1400m以下の短距離戦で先行して6着以下にバテ負け
▽=1400m以下の短距離戦で先行して5着以内に好走
○=直線1000mで5着以内に好走
無印=1600m以上のレースに出走
海外のレースは除く
(カッコ数字)は人気順
アイビスサマーダッシュで穴を狙うなら、
まずは前走や前々走が「▼印か▽印」の
馬を狙うことが、とても効果的なのです。
【2】穴は「ダート血統馬」または
「ダート短距離実績馬」があけるレース
→最初からとばして早めにバテ気味に
なった逃げ先行馬が惰性スピードで
そのまま粘り込める直線1000m戦の
展開は、極端な前傾ラップからの
凌ぎあいになるダート短距離戦の
展開と同じです。
ゆえに直線1000m戦では、
ダート短距離で好走実積のある馬や
ダート血統馬が頻繁に好走します。
アイビスサマーダッシュも同様。
近5年の当レースで「4番人気以下」で
好走した穴馬9頭を診ても、下記の
ように「ダート風味」のする馬が
多く目につくのです。
09年2着 アポロド(6) ◆父オフィサー
10年1着 ケイティ(8)●◆父スキャン
10年3着 マルブ (16)
11年2着 エーブダ(5)●◆父アフリート
11年3着 アポロ (11) ◆父アフリート
12年1着 パドトロ(7) ◆父スウェプトオーヴァ-
12年2着 エーシン(5)
12年3着 エーシン(4)
13年3着 リトルゲ(6) ◆父クロージングアーギュ
●=それまでにダート短距離戦で
連対実績があった馬
◆=ダート血統馬
(カッコ数字)は人気順
【3】以降の項目については、
PART2記事でご紹介します。
PART2に続きます。
以上です。
シベリアン