こんばんは。
シベリアンです。
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『阪神牝馬Sの穴馬探し』
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「阪神牝馬S」の穴馬探しを
お届けします。
阪神牝馬Sは4月11日（土）に
行われる、古馬牝馬の重賞。
G1ヴィクトリアマイルへの
ステップレースです。
（ヴィクトリアマイルへは
中4週となります）
土曜開催ですので、
さっそく当レースの毎年の傾向を
お伝えしていきましょう。
【1】要パワー！
→当欄で何度も記していますが
阪神の芝1400mは、JRAでも
屈指の「要馬力コース」です。
芝1400m＝最初から最後まで
スピードが全く緩みませんので、
馬は道中で息を入れることが
ほとんどできません。スピードを
ずっと維持しようと全力疾走を
続けます。いわゆる「息を入れず
全力で走り切る最長距離」。ゆえに
道中でスローペースに落ちる他の
距離とは、タフさが違います。
しかも、コーナーがタイトで
直線に急坂も待つ阪神内回りの
芝1400mは、全場の中でも
突出して「タフ」な芝1400m。
例えれば、ダートの短距離戦的な
タフさが潜む舞台です。しかも
阪神牝馬Sは、阪神1400m戦の
中で最上位格となるG2重賞。
ということで当レースで
好走するためには、血統的にも
タフな素養が備わってないと
厳しいワケです。ダートで
通用するようなパワーが自慢の
ヴァイスリージェント系・
ミスプロ系を父系か母父系に
備える馬、あるいはサンデー系でも
ゼンノロブロイなどパワー寄りの
種牡馬の仔の好走が目につきます。
当レース出走馬の血統を診る
際は、ぜひ「パワー」の観点で
診て頂ければと思います。
【2】「重賞好走実積がある4歳馬」
→当レースは4歳馬の好走が
多いのが特徴。昨年も4歳馬の
ワンツースリーでしたが、
特に顕著なのは「既に重賞で
馬券圏内に好走した実積が
あった4歳馬」が強い点です。
▼近5年の当レースで好走した
すべての4歳馬の
阪神牝馬Sを迎える前までの
重賞での実績
（★＝4番人気以下の馬）
10年1着★アイアムカ フィリ－ズRで2着好走済
11年1着 カレンチャ
2着★アンシェル
3着 スプリング 阪急杯で2着好走済
12年1着★クィーンズ
2着 マルセリー 桜花賞で1着好走済
13年1着 サウンドオ 阪神JFで3着好走済
2着★イチオクノ クイーンCで2着好走済
14年1着 スマートレ 秋華賞で2着好走済
2着 ウリウリ 京都牝馬Sで1着好走済
3着★ローブティ 阪神JFで1着好走済
★印が付いた「低人気」4歳馬5頭に
しても、そのうち3頭が、すでに
重賞で馬券圏内に好走した実積が
あった馬でした。別定G2ゆえ、
たとえ近況が上り調子の4歳馬で
あっても、この実績ラインには
達している馬でないとなかなか
厳しいということなのでしょう。
【3】 55キロ以下の馬を狙いたい
→2012年から別定の「規定」が
少し変わった当レースですが、
どのような斤量ルールであれ
当レースは「56キロ以上」を
背負った馬が全く走れません。
近5年で診ても、下記のように
（0.1.0.6）とサッパリ。
10年 ブロードストリ 4着 56キロ 4番人気
10年 ト－ルポピー 17着 56キロ 12番人気
12年 マルセリーナ 2着 56キロ 2番人気
12年 アパパネ 7着 56キロ 3番人気
13年 ホエールキャプ 14着 56キロ 6番人気
14年 ヴィルシーナ 11着 56キロ 5番人気
昨年も、ヴィルシーナが大敗。
上記の馬名・人気順を見ると
分かるように「錚々たる顔ぶれ」の
7頭なのですが、そんな一流馬でも
56キロ以上の斤量を背負うと
実積通りに走れないことが多い、
というレースなのです。
速い流れのタフなレースゆえ
「他馬よりも重い斤量」が
そのまま足枷になりやすい面が
あるのかもしれません。
会員様には「推奨馬」の結論を
PART2記事でお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
★今回出走する4歳馬の中で、
「この馬はちょっと狙いづらい」と
シベリアンが考えている馬が
1頭だけいます。その馬＆
狙いづらい理由は？
【こたえ】（41位）
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