ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都の北、京北「北山杉の里」。毎週日曜日に行われる朝市。地元の産品がいろいろ

2017-09-22 | 京都

9月のある日曜日、ミモロは、お友達といっしょに、京都の北、京北にドライブに出かけました。
「美山のかやぶきの里行ったことある?」とミモロ。「ううん、ないけど…」とお友達。「じゃ、一緒に行こうね」ということで。

京都の市街地から周山街道で、紅葉の名所、高雄を抜けて、さらに山の中を進みます。
「なんか、昔来たときよりトンネルが増えて、すごく走りやすくなってる~」とビックリするミモロ。京北エリアまで、市街地からなんと30分ほどで到着できます。

快適な道を進むごとに、周囲の山は、迫り、美しい北山杉の景色がミモロたちの前に。

「わ~キレイ~」そう、京北は、北山杉の産地なのです。

「あ、朝市だって~」と、途中、ミモロは、のぼり旗を見つけました。「行ってみよう」
 
車を止めて、大きな建物に…。「なんかここ、倉庫みたい~」

 
「わ~北山杉の丸太が並んでる~」そう、ここは、北山杉の丸太のセリを行う場所。
周辺の北山杉の生産者が、自慢の丸太を持ち込み、木材業者さんに販売するのだそう。

「今の時期は、セリはやっていませんが、春から夏にかけて、おこなわれるんですよ」とお話くださったのは、北山杉の卸を担当する石川さん。
「ここから北山杉は、出荷されるんだ~」
艶やかな木肌の北山杉は、床の間の柱や数寄屋建築などに昔から使われる高級建材で、世界で、ここだけしか作られていないもの。「こんな美しい丸太、ほかにはないよね~」と、思わず頬ずりするミモロでした。

さて、この丸太が並ぶ倉庫の入口で行われる朝市。地元の方が作られた野菜をはじめ、北山杉をつかった小物などが販売されます。
 
「わ~おいしそうな野菜・・・茄子3個100円だって~」今年、東京では、野菜の価格が高騰したそう。でも、ミモロは、よく農家が作り販売する野菜を買っていたので、大丈夫。「京都って、ちょっと郊外行くと、野菜の自販機とかあるもん~」と。

さて、いくつか野菜を買ったミモロ。「これすごく美味しいですよ~」と勧められたのは、粉山椒。
山でとった山椒で、ホントに香ばしいもの。「わ~いい香り~クンクン。うなぎが食べたい~」とミモロ。

さらに「これ買っていこう~」と興味を抱いたのは、和菓子などに沿える黒文字です。
黒文字は、木を細く削って作りますが、この黒文字は、細い枝など、野趣あふれる姿です。

北山杉を使った品は、表札、まな板、コースターなどいろいろ。
 
ミモロの興味は尽きません。

「コーヒー飲めるんだって~頂きましょ」とお友達。
石川さんが煎れてくださったコーヒーを飲みながら、地元の方とおしゃべりも楽しみました。

「この北山杉のスツールいいね~」丸太を輪切りにしたスツールは1000円。「買おうかなぁ~」とお友達も思案するお得な品。

「北山杉に興味あるんですね~。だったら、外に資料館があるから見て行ったら?」と。「え?資料館?みたい~」とミモロとお友達。さっそくそちらに移動します。


「ここエリア、すごく空気澄んでるね~気持ちいい~」


さぁ、これから北山杉をもっと知っていきましょう。





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