ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

白川に放流した2万匹の金魚すくい。「白川子供まつり」は、ほかにも楽しみいっぱい

2014-08-06 | イベント

8月3日に、三条通と知恩院の参道の間を流れる白川を使って行われた、恒例の「白川子供まつり」。約2万匹の金魚を川に放流し、それを捕まえるダイナミックな金魚すくいが、子供たちに大人気。
ミモロは、その金魚の放流係を、今年もお手伝いしました。
金魚の放流時間以外は、フリータイム。ミモロは、川沿いに並ぶテントなどを楽しむことに…。

ミモロ自身が金魚すくいをするには、川は深すぎ(ミモロのちょうど背の高さ)、元気な子供たちと金魚を奪い合うのは無理と悟ったミモロ。「こっちで金魚すくい楽しもう…」と、小さな子供向けの金魚すくいコーナーへ。
 
「ここなら、ゆっくり金魚すくえる…あの~やってもいいですか?」「どうぞ…」
係のお姉さんに手伝ってもらいながら、金魚すくいをすることに…。「どの金魚にしようかな…」とじっと狙いを定めます。
「えい・・・」やっと1匹ゲット。「もっとすくちゃおう…」少し上手になったよう…。
全部で6匹すくいました。「「わ~楽しい…」ミモロは、金魚をすくうことが楽しくてたまりません。
「たくさんすくえて、よかったね~」とお姉さんたち…。
「うん、うれしい…ありがとうございました…」そういうと、すくった金魚をもとの水槽にもどしました。
「いいの?持ってゆかなくて…」「うん、お泊りでお出かけすること多いから、金魚さん可哀そうだから…バイバイ」と、その場を離れるミモロです。

続いて、おやつのテントへ。「ミモロちゃん、ソースせんべえ、食べてかない?」と、ミモロをよく知る粟田神社の神輿会の方々。
「青のりたっぷりかけたよ…どうぞ…」
ミモロは、口の周りを緑色にしながら、ソースの味が染みたおせんべを頬ばります。
テントには、「こども神輿 参加者募集」のポスター。
10月に行われる「粟田神社」の大祭の子供神輿です。「ミモロちゃんは、参加してるよね…」「うん、神輿の法被も作ってもらったもの…」。そう、ミモロは、神輿用の大人とそっくりの法被を持っていて、それがちょっと自慢です。

「白川子供まつり」では、このソースせんべえをはじめ、かき氷、ポプコーンも無料です。
ミモロは、すべて食べました。

金魚の放流の合間、「これなあに?」と、次に訪れたのは、水槽に、透明感のあるカラーボールが沈んでいるところ。
「プニョプニョ…っていうだ~スーパーボール?」
よく弾むスーパーボールすくいは、以前、他の場所でしたことがありますが、どうもこれは別物。
「このボールは、弾みませんよ…。水にいれて楽しむもの。水から出すと、萎びてきます」と係のお姉さん。
触ると、確かにプニョプニョした感触。ガラスの器などに入れると、涼しげで素敵です。


「ちょっと泳いでみよう…」ミモロには、深い白川…。浮き輪を付けて、いざ川の中へ。
バケツから川にジャンプ
はい、捕まえた…。川に流される前に捕まえなくてはなりません。「もう1回…」
何度も川へのダイブを楽しむミモロ。少しは泳いだら…「だって、流されたら、怖いもの…」ミモロの泳ぎは、50センチほどでおしまい。大丈夫…流されても、下流で、きっと誰かが、捕まえてくれるから…。「でも、もし、鴨川まで行っちゃって、それから、淀川に流されて、大阪湾までいったらどうする?だって、この白川って、淀川水系の一級河川なんだよ~」そう、いくら支流の小さな川でも、本流が、一級河川の場合、それも一級河川になるんです。

さて、そんな白川には、いろいろな生き物が暮らしています。川エビ、うなぎ、ブラックバス、カニなども…
 
京都大学の学生さんたちが、白川の生物の紹介をしていました。「金魚以外にも、いろいろいるんだ…」
金魚は、放流してしばらくだけ…。子供たちのネットから、逃げ延びた金魚も、水鳥やサギなどのエサになってしまうとか。

「こんなものもいるんですよ…」と、金魚が入ったバケツから取り出して見せてくれたのは…。
なんとスッポン。
「え~スッポンも白川に住んでるの…」とビックリ。去年もスッポンを捕獲したという方、「家に持ち帰ったスッポンは、かなり大きくなりましたよ~」と。なんでも白川には、スッポンのいる穴があるそう…。
「え~噛みつかれたら、どうしよう…」小さいながら、気性は、やはりスッポン。首を伸ばし、口を大きく開いて、噛みつこうとしています。「でも、子供のスッポンがいるってことは、親のスッポンもいるわけでしょ…親は、どれくらいの大きさなんだろ?」と、想像をめぐらすミモロです。


町中を流れる白川…。琵琶湖疏水からの水は、いろいろな生物を育んでいるのです。

金魚の放流係の役割を無事に果たしたミモロ。張り切って持ってきたバケツには、金魚の姿は、ありません。
本当にいいの?金魚もらわなくて…。「うん、いいの~」と、空のバケツを持って、家に戻ります。
「だって、町のみんなと一緒に、イベントやるのが、楽しかったんだもの」と。どうもミモロは、祇園祭で、粽授与をやったりと、祭りを見るだけではなく、参加するのが楽しいよう…。

海が遠い、京都の町中に住む子供たちにとって、川で遊べる「白川子供夏まつり」は、きっと夏休みの楽しい思い出に…。


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コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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子供祭り (がちゃぴー)
2014-08-06 18:48:13
子供の頃 お祭りはとてもエキサイティングで楽しかった。
子供中心の 白川こども祭りは きっと素敵な思い出になるね。また 子供達は きっと 白川を大好きに思い 大事にしてくれるでしょう!
Unknown (takako)
2014-08-12 15:42:52
初めまして。いつも楽しく拝読させていただいてます。
白川の金魚すくい、私が小学校の時に行きました。
約40年ほど前です。
まだ続いていたのかと驚き、懐かしくて
コメントさせていただきました。
え^そんなに歴史あるの (mimoro)
2014-08-14 10:41:03
あの金魚すくいに、そんな長い歴史があるとは、知りませんでした。

がちゃぴーさん、takakoさん、いつも見てくださってありがとうございます~。
ミモロ、もっと楽しいこといろいろリポートしますね~。

コメント励みになります。感謝!

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