ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

お伊勢参りの人たちで賑わった城下町「松阪」。江戸で人気の粋な「松阪もめん」を体験

2016-08-22 | 奈良、近畿


初めて訪れた三重県松阪。城下町の散策を楽しむミモロ。
町の中心部の「松坂城」から、町へと降りると…ちょうどこの日の朝、オリンピックの柔道の試合があり、伊調・登坂・土性の三選手が見事金メダルに輝いたのでした。

「松坂城」北側にある「松阪市役所」の正面には、「祝金メダル 土性沙羅選手」と書かれた大きな垂れ幕が下がっていました。
町では伊勢新聞の号外版も。

「あ、土性選手って松阪の出身だったんだ~」。あらかじめ垂れ幕を用意していた市役所。この日の午前中は、町の人通りも少なめ。「みんな応援で疲れてねてるのかなぁ~」と思うほど。後日、凱旋パレードが行われることでしょう。

松阪は、豪商の町としても知られます。三井家は、ここ松阪の出身です。
この地の名産品「松阪もめん」で財をなした「旧長谷川邸」など公開されている邸宅もあります。
「あ、公開週末だけだって~残念…」平日のこの日、ミモロは見学できませんでした。

そこで松阪の名産品「松阪もめん」を見ることができる「松阪もめん手織センター」に行くことに・・・。
  

「松阪もめん」のルーツは、御朱印貿易で安南国(現在のベトナム)から日本に渡り、その後、各地で独特の発展を遂げてゆきます。
 
その特徴は、美しい縞模様。江戸時代、贅沢禁止令などで派手な装いができなかった江戸の人にとって、粋な感覚の縞模様は、評判に…。松阪の一大産業を担います。

お伊勢参りのお土産に大人気。全国から訪れる参拝客にとって憧れの品に・・・。

ここ「松阪もめん手織センター」では、「プチ織姫体験」という手織り機で実際に布を織ることができます。
1時間で花瓶敷、4時間で1mの布が折れるのです。
 

「ミモロもやりた~い・・・」と。この体験は、「松阪もめん手織センター」ホームページから予約することになっているので、今日は無理。
でも、織姫気分を味わいたいミモロは、展示されていた小さな手織り機で、ちょっぴり体験。
「ここに座って、これ動かすんだよね~」と京都ですでに何度か手織り機に乗ったことがあるミモロ。

たまたまサイズもぴったりの手織り機がお気に入りに…作業に夢中になるミモロです。


もう行きますよ~。と声をかけるまで、熱中します。

館内では、もちろん松阪もめんの反物、それを使った小物や洋服なども販売されています。



また、「松阪市観光情報センター」では、松阪もめんの着物を着て、街歩きの申し込みも可能。2時間2000円で。
「秋になったら着物で歩くの素敵だね~」

他にも、見所はいろいろ・・・御城を鎮守する「松阪神社」
 

受験や試験合格のご利益で知られる「本居宣長ノ宮」
 

三重県初の工業学校の製図室として明治41年に建設された赤い壁が素敵な「旧三重県立工業学校製図質」
 

石畳と槙垣の通り


現役の赤い郵便ポストや蔵のある町並み
 

駅前の通りの建物もどこか昭和の雰囲気・・・
  

「きっともっと散策したら面白そう・・・」

「こんにちは~」と再び駅前の「観光情報センター」へ
「おや、ミモロちゃんお帰りなさい・・・楽しかった?」「うん、すごく・・・いろいろ見ちゃった~。秋になったらまた来たいなぁ~」とミモロ。

「ちょうどたい焼き買ってきたところだから食べる?」「え~たい焼き・・・」なんでも今、町の人たちに人気なのだそう。


京都に向かう近鉄特急の時間まで、ミモロは、「観光情報センター」でひと休み。
「また、来ようね~」近鉄特急で、京都まで約2時間。


「京都から乗れるいろいろな特急電車って楽しいね~」とミモロ。
金沢、城之崎、松阪、伊勢など、京都から足をのばせば、観光のコースもさらに広がります。

ぜひ京都から特急列車の旅を…。ミモロもおすすめで~す。



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