ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの「明治村」探訪。東京と名古屋を結ぶ蒸気機関車に、大感激…「のぞみ号より速い~」

2016-05-07 | 博物館・美術館

3月のある日、ミモロは、「明治村に行くけど、一緒に行かない?」とお誘いをいただきました。「え~明治村~行ってみたかったんだ~連れてって~」と、大喜び。車で迎えに来てくれたお友達といっしょに、愛知県犬山市へと向かいました。

京都からは、途中で休憩しながら、高速道路で約2時間ほどで到着。

 
前から1度訪れたかった「明治村」です。「明治村」の正式名称は、「博物館 明治村」。東京オリンピックの翌年の1965年3月18日に、愛知県犬山市に開園しました。

初代の館長は、建築家の谷口吉郎氏と名古屋鉄道社長の土川元夫氏。東京オリンピックなどで急速な経済発展する日本で、新しい街づくりの蔭で失われていく、歴史的および文化的価値のある建造物を憂い、それの保存のために財団を設立。名鉄グループの全面支援により、その用地に建設されました。

そこには、全国から明治時代に建設された洋館屋、森鴎外、夏目漱石など明治の文豪の住宅などをはじめ、文化的・社会的に残しておきたい建築物などが、点在するテーマパークの先駆け的存在になりました。

「う~広い…どこから見学する~」と敷地内の案内図をみて思案するミモロたち。
ここは、なんと約100万平米の敷地を有し、そこに67件の建造物があるのです。

ミモロたちは、車を北側の駐車場に入れたので、北口から園内へ。
入口のそばは蒸気機関車の駅になっています。「あれに乗りたい~」とミモロ。
「あ、御揃い…名古屋まで1枚お願いします」と、発券売り場のスタッフは矢絣と袴姿。ミモロと一緒です。
厚手の紙の切符を握り、改札口へ向かいます。
「懐かしい切符…」駅員さんも昔の制服姿です。

「わ~あれに乗るの~」
 
蒸気機関車が方向を変えて、ホームに入ってきました。
 「ここ東京駅なんだ~次は名古屋だって、新幹線より速いかも…」蒸気機関車の次の停車駅は、名古屋・・・確かにのぞみ号より速いんです。

列車の中に乗り込んだミモロ。
「もうすぐ出発?」 
ワクワクしながら発車の時刻を待ちます。

ピーという笛で、ゴトゴトと動き出したSL.ミモロは、車窓の景色に夢中です。


約5分ほど…終点の名古屋駅に到着。
「え~もう着いちゃったの~」「もっと乗っていたいのに~」
 
やはり新幹線より速く、あっという間に名古屋駅に到着です。

日本で鉄道が最初に開通したのは、明治5年(1872)新橋ー横浜間です。そして明治7年には、大阪駅ー神戸駅が開通。そのご延長して京都に鉄道が開通したのは、明治10年です。東京の新橋駅と関西の神戸駅が結ばれたのは、明治22年のこと。少しづつ、路線を延長し、ついにつながったのでした。

 
昔ながらのシステムの蒸気機関車…ミモロは、運転席に興味があってたまらない様子。

ミモロ、もう行かないと…機関車出発の時間ですよ~。
 
方向を変えた機関車が、客車に連結され、再び東京をめざし動き始めました。

「もう行っちゃった~」と、ミモロは、機関車が見えなくなるまでホームで見送ります。

「蒸気機関車好きなんだ~」と駅員さん。「はい、乗り物大好きなんです…」「変わったクマちゃんですね~お着物よく似合いますね~」と駅員さん。「もうネコなのに~でも、着物褒められたから…まぁいいか~」と小さな声で…。

蒸気機関車の乗車料金は500円。

明治村には、ほかに京都市電、ボンネットバスなども運行されています。

「え~ここで京都の市電に乗れるんだ~」昭和53年に全線廃止になった「京都市電」。ここでは「市電名古屋駅」から七条坂を過ぎ、「市電品川灯台駅」までを結んでいます。こちらも乗車料金は500円です。

ミモロたちは、まず名古屋駅付近にある洋館を見学することにしました。

*「博物館 明治村」の詳しい情報はホームページで






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