ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

GWのおすすめ。通年一般公開されている「京都迎賓館」。日本の技の極みを観賞。

2017-05-02 | 京都

GWや京都への旅行の折、ぜひ拝観したのが、「京都御苑」にある「京都迎賓館」です。
 
皇室などの接遇に支障がない限り、通年一般公開されることになりました。「だから、いつでも行けるの~」と、ミモロは、以前も行ったことがありますが、また訪れることに。

見学受付時間は、10:00~16:20 参観料は、1000円です。
館内の見学には、30~60分ほど。入口で、手荷物チェックなども行われます。


平成17年4月に開館した国の賓客を迎える施設。日本を訪問された諸外国の王族やVIPが訪れ、日本文化に触れていただく施設です。そこには日本の伝統技能者の様々な技を活用した調度品などが設えられ、現代に受け継がれた日本の優れた伝統技術を堪能できるよう”おもてなし”がなされています。

例えば、京指物の技術と有職織物を用いた椅子や螺鈿の装飾が美しい調度品など、「まるで美術館みたい~」と。
 

また、「夕映の間」の東西の壁面を飾る綴れ織り(つづれおり)は、日本画家、箱崎睦昌氏の下絵をもとに作られたもの。
 
愛宕山と比叡山の夕景を描いたもの。ここは、大臣会合などの会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合に使用される広~いお部屋っです。

晩餐会などが行われるのは「藤の間」。
「あ、ここにも藤の花が咲いてる~」
正面の幅16.6メートルの壁面装飾は、日本画家 鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の下絵の綴れ織りです。
「わ~迫力ある~」


ここで使われるディナーセット。とてもシンプルなデザインです。
 

さてお料理は、地下の厨房のほか、和食用にお座敷に隣接した場所にも専用の厨房があります。
 
「できたてのお料理をすぐ食べられるように、近いんだ~」。ここに京都の料亭から料理人が呼ばれ、調理するのです。お座敷には、芸妓や舞妓も呼ばれ、宴席に花を添えるそう。
「国賓の方は、祇園に遊びに行けないもんね~」とミモロ。

ミモロは、いろいろなお部屋を見学。「広いね~ここ」
「京都迎賓館」は、地上1階、地下1階、つまり平屋なのですが、天井がものすごく高いので、平屋という一般的なイメージとはかなり違います。

「お庭も素敵~」広~い池が、建物のいろいろな場所から観賞でき、日本の四季の美しさも来賓をもてなすのです。
 
「あ、お掃除してる~」常に美しい状態を保つ努力も怠りません。

 
「このお池で舟遊びできるんだ~」と、以前、来日したブータンの国王ご夫妻も傘をさしながら舟に乗っていらっしゃいました。「二人でのせてあげればいいのにね~。ボディーガードの人も気が利かないね~。ここで危ないことないと思うけど…。かわいそう・・・」と写真を見たミモロ。でも、お付きの方もきっと大変なのでは。

「お掃除も大変そう~」と、庶民のミモロ。長い廊下は、掃除機をかけるだけでも大変そう。いいの、心配しなくても…プロの人がいらっしゃるから。「そう・・・」

鉄筋コンクリート造りの建物ですが、内装には、ふんだんに木材が使われ、自然の温もりも…。
「この敷居すごくたくさん溝がある~。天井の照明も木を巧みに組み合わせてる~」
 
皇居をはじめ、皇室の方々のお住まいやお使いになる施設は、いずれもとてもシンプルな印象です。もちろんそこに使われる素材は、一流のものばかりですが…。「上質って、こういうことを言うんだよね~」とミモロ。

シンプルな椅子でひと休みしながら思うミモロでした。


「日本の技がいっぱい~。素敵な場所だね~」とミモロ。


GWや京都を訪れたときに、一度は拝見した場所のひとつです。

「京都迎賓館」は、「京都御苑」の東側。梨の木神社のそばに位置します。




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