ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

美術商がプロデュースしたラグジュアリーホテル「ART MON ZEN HOTEL]

2018-01-19 | 宿・ホテル

京都東山の古門前は、古美術商が集まるエリア。そこに昨年、新たなホテルがオープンしました。「ART MON ZEN HOTEL]というその名の通り、アート漂うラグジュアリーなホテルです。
  
ここをプロデュースしたのは、明治40年創業の美術茶道具商「中西松豊軒」の4代目当主中西輝之さん。
2年以上の歳月をかけ、完成したホテルは、美術商が手掛けただけあって、細部にまでこだわりぬいた美意識が集約されたもの。

エントランスから始まるアートの世界。
ここに宿泊するひとときを期待させる設えです。

 
訪れる人をもてなすための茶道具。またオブジェが和の中に、モダンさをもたらします。

ミモロは、客室を見せていただくことに。
「すごい~」全15室の客室は、いずれもゆったりとした造り。天井の高さは3m以上。なんとも贅沢。いっそう広さを感じさせるもの。

町中にあるため、景色は望めませんが、部屋に注ぐ陽光が、やさしく明るい雰囲気に・・・。

「わ~寛ぐね~」シーリー製の大きなハリウッドスタイルのベッドとゆったりとしたソファ。思わず横になりたくなる気持ちよさ。

 
アミニティは、フランスのオーガニックスキンケアブランドの「オムニサンス」です。
ダブルシンクの洗面スペース。「使いやすい感じ~」とミモロ

客室の床をみると、表面を削った「なぐり」加工の床材。そして柱も面を削る手の込んだもの。

客室は、茶室のように数寄屋建築の手法を巧みに取り入れたもの。部屋の隅々まで、さまざまなこだわりが施されているのです。「さすが茶人のもてなし~」とひたすら感激するミモロです。

ほかのお部屋も見せていただくことに。
 
通りに面した部屋の外には、まるで縁側のような部分が。天井には加湿装置が設置され、室内を快適な状態に保ちます。「なんか美術館みたい~」とミモロがいうように、客室には、美術商らしくさまざなま骨董が展示されているのです。
 
「すごい部屋にガラスケースがある~」そう、そこに美術品が展示され、まさに美術館にいる心地に。
展示品は、月替わりで交換され、宿泊するたびに、異なる美術品を身近に観賞できるのです。

「では、最上階のお部屋に・・・」
「え~これなあに~」 
部屋は、まるでリゾートのサンルームのよう。「大きなバスタブにお湯をためれば、温泉みたいだね~」とミモロ。湯上りにここでのんびり・・・。「京都じゃないみたい…」とミモロ。

実はこの部屋は、メゾネットタイプ。階段の上がベッドルームです。
 
斜めになった天井は、スクリーンになって、そこがプラネタリウムになるのだそう。
「わ~寝ながらお星さま見られるんだ~」と興味津々のミモロです。

日本の数寄屋建築のテイストを味わいながら、最先端のラグジュアリーな設備と機能性を併せ持つホテルです。

「京都の観光してる場合じゃないね~。ここで1日過ごしたくなっちゃう」とミモロ。

祇園エリアの散策も便利な立地。「祇園で飲んでも歩いて帰れるね~」とミモロ。

さまざまなホテルが次々に登場する京都。美術商が手掛けたホテルの上質感は、本物がわかる人のために設えられたものかもしれません。

*「ART MON ZEN KYOTO]の詳しい情報およびご予約はホームページから


人気ブログランキング
ブログを見たら、金魚をクリックしてね お願い!ミモロより

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [高辻 藪蕎麦」。創業100年... | トップ | 「ART MON ZEN HOTEL]の「37G... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宿・ホテル」カテゴリの最新記事