ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

12日は、「撒福祭」。「京都ゑびす神社」の「十日ゑびす大祭」今年も、お参り行きました。

2016-01-12 | 京都

1月の京都の町は、お正月と共に、「ゑびす祭」でにぎわいます。
今年も、ミモロは、9日の「宵ゑびす祭」に、出かけました。
すでに毎年、このお祭りは、リポートしているので、詳しい歴史などは、前の記事でということで…

「わ~今年も、いっぱいの人が来てるね~」と、鳥居の外まで、参拝する人の列が続きます。
「ゑびす大祭」は、もちろん商売繁盛・家運隆昌にご利益があるといわれるもの。京都で商売をする人たちは、欠かさずお参りするといわれるもの。「十日ゑびす大祭」は、9日から12日まで、参拝者にたくさんの福が授けられます。

「これなんだろ?」
境内で求められるゑびすさまのお飾りの中に、福笹とは、ちょっと違うお飾りが…
藁で編まれた丸い車輪のようなものに、人型の紙が下がっています。
「なんか傘みたい・・・あの~これなんですか?」とお店の方に尋ねます。
「これは、人気大寄せという人を呼び込む飾りです」と。「あ、それじゃ、ご商売の人たちのためのもの?」「まぁ、そうですが…」
「でも、いろんな福って、みんな人が持ってきて来るんじゃないの?だから、人にたくさん出会えるって、すごくいいことなのかも~」とミモロなりに解釈します。

神社の社務所は、この日は、大勢のアルバイトの巫女さんがずらり~。
「なんか迫力ある~」とお姉さんたちに見つめられて、ドキ…

「みんなおめでたいものばっかり…」と、棚に並ぶ、鯛、蔵、宝船などいろいろなものが…
 

「これ福笹につけるんだよね~」そう、神社の巫女さんに御祓いされた笹につけてゆくもの。
 
「え~と、福笹は、1本3000円でしょ、それにつけるお飾りは、ひとつ500円とか1000円するし、たくさんつけると結構かかるよね…」と、おこずかいを思い、ちょっと悩むミモロです。「初期投資かな~」とミモロ。神様のご利益を期待しての言葉。

すでに飾りがセットされた熊手なども…
こちらが、5千円~3万円くらいのものまで、いろいろ。こちらも次々に売れてゆきます。

「どうしようかな~」とミモロ。まぁ、まずは、お詣りしたら…

「うん…そうする…」と本殿に参拝。
列を作っている参拝者の脇で、ちょこんとお詣りします。
「わ~大きなマグロ…おいしそう~」本殿には、奉納されたマグロが一体供えられています。

「あれ、どうやって食べるんだろ?」とそちらが気になるミモロです。いつか神社にうかがってみましょう…。

「京都ゑびす神社」では、本殿にお参りしたのち、かならず脇でもお参りするのが一般的。
「ここたたくんだよね~」あ、そこはだめ…


なんでもえびす様は、ご高齢でお耳が遠いので、側面の板をたたいて、気づいていただくのだそう。
「こっちだ~トントン」板の部分をノックして、それからお祈りします。

結局、ミモロは、お参りだけして、もどることに…。
というのは、京都には、神社仏閣がたくさんあって、家には、次々にお守りやお飾りが増えて、かえって神様仏様に失礼かと…。それで、最近は、お参りするとき、お賽銭を多めにして、お札やお守りは、控えるようにしたのです。

お守りやお札は、大切にお祀りしたり、携帯する必要がありますから…

12日の本日まで、「京都ゑびす神社」では、祭事が行われています。ぜひ、お参りにいらしてください。

さぁ、お家に戻りましょ…
「あ、スズメさんがいっぱい…」
帰り道、ピーピー声が上から聞こえました。見上げると、屋根の上にスズメがずらり…。「みんなどこに住んでるのかなぁ…」と、スズメのお家が気になるミモロ。夕方、スズメは、一度みんなで集まって、そしてどこかに飛んでゆきます。「集団帰宅してるのかな~」
ミモロのお家の前の桜の木にも、夕方になるとたくさんのスズメが集まります。

京都には、カモメもたくさん飛んできます。
「今日はもう帰っちゃったのかな?」鴨川に集まり、琵琶湖の方向に飛んでゆくといわれるユリカモメ。夕暮れが迫る鴨川…もう鳥たちの姿はありません。

さぁ、ミモロもお家に急ぎましょ…「うん…お腹空いた~夕ご飯のお買い物して帰ろうね~」と、夕暮れの町を急ぐミモロです。








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