今年の1月10日、ミモロは大阪の「今宮戎神社」の「十日えびす」に参拝することに。
「大阪は商売の町だから、えびすさんのお祭りもすごくにぎわうんだって~。一度行ってみたいよ~」というので、京都から京阪で淀屋橋駅へ。そこから地下鉄御堂筋線で大国町駅から徒歩5分ほどで到着しました。「思ったより、近い~」と、少し大阪行きに馴れ始めたミモロです。
「うわ~人がいっぱい!京都のゑびすさまも盛んだけど、ここって、本場の迫力がある~」と感じたミモロです。
推古天皇の時代、聖徳太子が四天王寺を建立された折、鎮守の社として祀られたのが、この神社の始まりとか。大阪は港町、この神社も漁師の守り神として崇敬されてゆきます。さらに魚介類を扱う市の発達で、商売繁盛を祈願するように。それが今も多くの人に崇敬されているのです。
特に年に1度の「十日えびす」は、3日間で100万人の参拝者があるという盛況ぶり。その勢いは、衰えることがありません。
参道には、福笹飾りや熊手などを売るお店がずらり。
「わ~京都より、数がすごく多い~」とビックリするミモロです。
まずは、本殿に参拝を…。なかなか前にいけません。しばらくして、やっと最前列でお詣りを。
ふと目を上げると、目の前には、お金がいっぱい。そこはお賽銭箱なのでした。
「さすがえびす様、商売繁盛してるね~」と感心するミモロでした。
参拝後は、やはり福笹が欲しいということで、うろうろ。ミモロは、どうしたらいいのかわかりません。だってここの十日ゑびすは、初めてだから…。
本殿では、笹を手にした人が…。その枝ぶりを見て、欲しい人が受け取ります。
「なかなか大阪の人、厳しいね~。いい枝ぶりじゃないと手を伸ばさないんだ~」としばらく様子を見ていたミモロ。「あ、あの小さなのにする~」と、小ぶりの竹に手を伸ばしました。
この笹に、吉祥のお飾りをつるします。
いろいろな場所でお飾りをつけてもらえるのですが、特に人気なのは本殿の前。
ミモロも列に並びます。やっとミモロの番に・・・「わ~どれつけたらいいんだろ?」お飾りは1つ1500円もします。
「あの~あんまりお小遣いないので少しだけでいいです」とミモロ。
横を見ると、「全部つけてください~」という人も。その合計は、1万5000円ほど。
ミモロは、最小限ということで・・・「でも鯛は欲しいなぁ~、えびす様もいるよね~」と,次第に増えて3つ。
「はい、笹抑えてください~」といわれ、ミモロは笹を支えます。
「はい、4500円です」と言われ、「あ、お小遣いなくなっちゃった~」と、ちょっと慌てます。お飾りは、どれも1つ1500円だったのです。「1つだと寂しいし~」と、つい3つもつけてしまったのでした。
「ゑびすさま、どうぞ、お小遣いたくさんにしてください」とお願いするミモロ。さすが1500円という高額な飾りだけあって、なかなか手が込んでいたり、豪華なもの。「絶対、えびす様、ミモロのお願い聞いてくださるよね」と。そう、きっとご利益ありますよ。でも頑張らないとね~ミモロ。「うん!今年は、頑張る~」と、決意を新たにしたミモロです。
たくさんお飾りを付けた笹は、会社などに飾るのでしょうか?領収書をもらう人も目立ちます。
ミモロが笹を持って歩いていると、いろいろなところから声がかかります。
他にもいろいろな種類があるようですが、1500円以下のお飾りはあまりありませんでした。
「ここの神社って、美人の巫女さんが多いね~」と思わず。そう、毎年選ばれる福娘さんたちです。
ミモロと目があった方が手を振ってくれました。
「かわいい~」と思わずミモロも手をふり返します。
「あそこの人もかわいい~」そこは福娘会と書かれた看板が。
歴代の福娘のOGは、さまざまな地域活動などにも参加しているのだとか。
「ミモロも福娘になりたい~」と憧れのまなざし。
福娘の募集条件は、18歳から23歳までの未婚の女性。書類審査や面接審査などを経て、約500人から40名が選出されます。留学生福娘も…「なれるかな?ネコはダメって条件にはないよ~」とミモロ。う~年齢が無理じゃない?笹もひとりで持てないし~。
「この子も福娘?」きっと元祖福娘かも…。
「なんか活気があって、楽しかったね~」と初めて十日ゑびすで訪れた「今宮戎神社」。日ごろは、どちらかというとひっそりしている神社も、sまざまな神事や祭事があり、まさに活気みなぎる3日間です。
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