(12/18)【イベント報告】アフガニスタン事業報告会を実施 〜アフガニスタンからのメッセージ〜 [2014年12月18日(Thu)]
9月初旬、ADRAアフガニスタン支部で働く現地スタッフ、ジャヴィード・ヌーリ(Javid Noori)が来日しました(ジャヴィードについての紹介記事はこちら→アフガニスタン便りVol. 15 故郷の平和のために働くということ 〜プロジェクト・オフィサーの話〜
約1週間滞在し、事業の調整や情報交換、また事業報告会での活動報告を行なうなど、過密なスケジュールをこなしました。 彼にとっては初来日で、現地スタッフの生の声を日本の皆様に伝えることができればと思い、大阪と東京で報告会を行ないました。 9月11日、アフガニスタン事業へ助成金をいただいている(特活)ジャパン・プラットフォーム主催の大阪シンポジウムにスピーカーとして壇上しました。その翌日の12日には東京で、同じくアフガニスタンからスタッフが来日していたケア・インターナショナル ジャパンと合同で事業報告をしました。 現地で活動しているスタッフから直接話が聞ける貴重な機会であったため、できる限り多くの方々にご参加いただくべく、様々な方法でお知らせ致しました。報告会当日の朝には、ラジオを通して報告会開催をPRすることもでき、それを聞いて報告会に参加された方々もいました。 <開始前の会場の様子> <お茶菓子(左)とアフガンティー(右)を用意> 会場ではアフガニスタンの雰囲気を味わっていただくために現地から持参した珍しいアフガンティーを用意し、お茶菓子(日本製)も添えました。ハーブ系の味わいのアフガンティーは、すっきりとして飲みやすいと好評でした。 <大きな看板を用意して道行く人々にも報告会をアピール> 報告会は、事業地の紹介と事業報告、ディスカッション、質疑応答の3部構成で行ないました。まず事業地報告では、アフガニスタンにおける教育の現状と課題をお伝えしました。次のディスカッションでは、日本人スタッフから投げかけた質問に対し、アフガニスタン人スタッフの考えや思いが共有されました。最後の質疑応答は、会場からの質問に対してアフガニスタン人スタッフが直接答える形で進めました。 <ADRA Japan事業部長からオープニング・スピーチ> <ADRA Japanによるアフガニスタンの教育環境整備事業の報告> 限られた時間の枠内で、しかし伝えたいことがたくさんある中、ジャヴィードらが一番伝えたかったのは、次のような内容でした。 「教育が国の将来の土台となります。しかし、アフガニスタンの子ども達は過酷な状況の中で一生懸命に勉強をしています。そのことをを忘れないでほしい。」 ご参加いただいた方にお願いしたアンケートからは、このメッセージがしっかり伝わっていた様子を伺うことができました。 <報告会後の交流会(中央にいるのがアフガニスタン人スタッフ)> 「アフガニスタンを忘れない」 遠く離れた日本で、これからも訴え続けていこうと思います。 (執筆:アフガニスタン事業担当 杉本亜季) ADRA Japanでは報告会のご案内などをブログやメルマガにてお知らせしております。 ぜひ、メルマガにご登録ください。 ご登録はこちらから |
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