2015年5月5日、筆者は佐渡二つ亀ビューホテルのレストラン「サンセット」で昼食を食べた。このレストランの海鮮丼が佐渡島内の最高峰である事は当ブログで繰り返し述べて来たが、毎回海鮮丼の論評ばかりでは芸がないので、今回は洋食の海鮮パスタを味わってみた。午前11時丁度にお店にお邪魔したら、いつものように半分ほどのお席が予約で埋まっていた。筆者は二人掛け席に座り、海鮮パスタを(1080円)注文した。運ばれて来たパスタには、あさり、烏賊、海老、玉葱、人参、ピーマン、ベーコンなどが入っており、オリーブオイル控えめで、味付けは薄目の塩と胡椒だけのシンプルさだった。通常この手のパスタは、オイルべースならばガーリックや鷹の爪などを入れてスパイシーに仕上げるし、ソースベースならばトマトソース味のペスカトーレに仕立て上げるのがイタリアンの王道である。佐和田のバールフェリチータや両津のヘブンズキッチンなどの美味しいパスタ味が滲みこんだ舌の尺度からすると、いまいち物足りないパスタであった。空腹だったので全量を食べ干したが、やはりこのレストランでは海鮮ちらし丼をオーダーすべきかと思う。
高速カーフェリー「あかね」に乗って直江津からやって来た観光客カップルがいて、彼らも又このパスタを注文していた。デートコースの途中に立ち寄った際に訪ねるべきレストランではあるが、気取って洋食メニューなどを注文せずに、王道たる海鮮丼を注文するのが正解であろう。
佐渡二ツ亀ビューホテル
店内の様子、前方席は全て予約で埋まっている
海が見えるレストラン
センターフォーカス写真
クリームスープ
烏賊に焦点
海老に焦点
人参に焦点
玉葱に焦点
喜多山のお弁当