今日も屋根のお仕事です
先日の屋根工事の現場とは海を挟んで向かい側。
海風で吹き上げる風は非常に強く、屋根をはじめとする外装材は傷みやすいです。
経年劣化に加え、台風の被害などで屋根材のカラーベストが剥がれ、雨漏りしていました。
年代にも寄りますが、古いカラーベストはアスベストを混入しているため、解体や処分には特別な方法と高価な費用が掛かります。
と言っても、解体などをしなければ有害物質が飛散することは無いので、既存の屋根を温存したまま新しい屋根材を上張りする方法をご提案することがあります。
今回はそのパターンです。
棟より向かって左手がガルバリウム鋼板で葺きあげた屋根です。
意匠上大きく変化がなく漏水箇所も心配がなくなりました。
古くなったものを完全に撤去して新しいものに変えていければ、それが一番かもしれませんが発生する廃棄物のことなんかも考えていかなくてはならないですよね~
にしても、いつも高所で作業している鈑金屋さんは大変なもんですね。
劣化の進んだ滑りやすい屋根で作業するとやっぱり怖いです
昔の偉い人が「人は土から離れては生きていけないのよ」と言っていますが、私もそう思いま~す