よっちんのフォト日記

Saikyouji Temple, Sakamoto, Otsu City, Shiga Pref.

さてさて、滋賀県大津市の坂本にやって来て、眩いばかりの新緑を楽しむワタクシ達でありますが、
日吉大社の参拝を終えた後は坂本の町を北へ北へ歩きまして、西教寺へとやってまいりました。


西教寺は天台宗の一派である天台真盛宗の総本山でありまして、聖徳太子が創建したという説もあるのですが
真偽のほどは定かでありません。どうも伝説の域を出ない話のようですね。
室町時代に、天台真盛宗の宗祖である真盛が入寺してから栄えたのは間違いないようです。


山門をくぐって境内に入ると、本堂の方に向かって伸びる整備された道がありました。


まるで緑のトンネルの中を歩いて行くかのような、全身が緑色に染まるかのような…そんな瞬間でありました。


ワタクシはこの西教寺に来るまで、天台真盛宗という宗派も、真盛上人という人物にも無知でした。
真盛上人という人は比叡山で厳しい修行を行い、天台の学問を究めたエリート僧なのですが、
母の死をきっかけに、エリートコースをつき進むよりも民衆の元まで降りて念仏による救いを説くようになりました。
その教えは、ひたすら念仏を唱えることで救いを得ることができる、というものでありまして、
公家や武家、庶民にまで広くその教えを説いていったようですね。


真盛上人は説法の名手として評判が高く、慕う人も多かったようです。
そのような人が西教寺に集まってきて、誕生したのが天台真盛宗ということなんですね。


ワタクシなどは、まだまだ知らないことがいっぱいです。こうしていろんな場所を訪ね、現地の説明文や
パンフレットなどを読むと「へぇ～」「なるほどなぁ」と思うことがいっぱいなんですよねぇ。


やらされていた勉強ってあまり頭に入りませんでしたが、自分から興味を持って学ぶことは頭に入ります。
ただ、悲しいかな。最近は頭に入っても、すぐに頭から出ていってしまうのも事実です。


ではでは、西教寺をゆっくり見ていくとしましょうかね。なかなか立派なお寺でありました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


知識欲というわけではないのでしょうが、子供の頃からテレビのクイズ番組を見るのが好きだったんですよ。
今もクイズ番組があるとついつい見てしまうのですが、最近のクイズ番組って同じようなタレントさんばかりが
出演しているんですよねえ。素人さんというか、視聴者が参加するようなクイズ番組だと視聴率が取れないのかなぁ。


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