よっちんのフォト日記

Avenida da Liberdade, Lisbon, Portugal

さてさて、ポルトガル滞在の2日目なのですが、ワタクシは前日から特に時差に苦しむことも無く、
夜の11時には熟睡しておりました。そして、この日は5時半に目覚ましのタイマーをかけておいたんですよ。
夜明けのリスボンの街の様子を写真に撮りたいのと、ホテル周辺の土地勘をつかんでおきたいというのが理由です。
さすがに家人は同行するはずもなく、ワタクシは真っ暗な中をホテルの外に出て行きました。


ホテルのすぐ西側がリベルダーデ大通り(Avenida da Liberdade)なんです。
リベルダーデというのは「自由」の意味で、幅90m、全長1100mのメインストリートなんです。


すぐに記念碑がありました。説明書きを見てもポルトガル語はわからないのですが、
英語の説明に「 Monument to the Dead of the Great War」と書いてありました。
日本語に訳せば「第一次世界大戦戦没者慰霊碑」というところでしょうか。


我が国にとっては第二次大戦というのは様々な面で大きな意味を持つ戦争ですが、
欧州においては第一次大戦というのは、第二次大戦以上に歴史上忘れてはならない戦争なのでしょうね。


さらに南に向かうとレスタウドーレス広場(Praça dos Restauradores）があるんです。
この広場にはスペインからの独立を記念したオベリスクがありました。
街を歩けば歩くほど歴史の勉強になりますわ。


このあたりから右側(西側)にはバイロ・アルト地区の高台に向かう坂道が次々にあるのですが、
その中にケーブルカーの線路が設置されている通りがありました。
リスボンには低地のバイシャ地区と、高台のバイロ・アルト地区を結ぶ路線が２つ。
バイシャ地区と高台のアルファマ地区を結ぶ路線が１つ。計3本のケーブルカーがあるんです。


その中の一つ、ここはグロリア線という路線で、見た感じでは300mくらいの距離を結んでいるようですね。
ケーブルカーは7時からしか運行しませんので、6時半の時点では停車したままでありました。
それにしても、この落書きはなんとかならないものですかねぇ。


ポルトガルではあちこちでこのような落書きを見かけました。これは残念このうえありません。
感心するほど都市景観が守られている姿と、このような醜悪な落書きとの落差が残念です。
まあ、落書きをかいている連中は「これはアートだ」くらいの感覚なんでしょうね。


ケーブルカーの終点のすぐ北側に、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
(Miradouro de Sao Pedro de Alcantara)があるんです。
そんな名前を聞いてもピンときませんが、数年前に「消臭力～」というCMで、可愛い男の子が歌っていた場所なんですよ。
しかし、ああ悲しいかな。展望台は大規模な改修工事が行われていまして、この写真は防護柵の手前から撮ったんです。
ワタクシは写真に写っている柵の前に立って、「消臭力～」と歌いたかったのですがねぇ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


我ながら感心するのは、これまで何度か海外旅行に行きましたが、時差ボケというのを感じたことが無いんです。
今回もポルトガルで夜が来れば眠くなるし、朝がきたら目が覚めました。
日本に帰って来ても、翌日から何の支障も無く仕事をしていました。
まあ、普段からボケているので時差ボケしていても違いがわからないのかもしれませんね。
　

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