よっちんのフォト日記

Gion Shirakawa, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、早朝から京都市東山区を散策していたワタクシでありますが、
東山区を北へ向かい祇園白川へとやってまいりました。


祇園白川と呼ばれるこの地域は、縄手通の東側、新橋通と白川に面する辺りをいうのですが、
祇園東の芸妓、舞妓さんが通うお茶屋が立ち並ぶ非常に古風で美しく、情緒のある街並みになっています。
そして、その街並みは、祇園新橋として伝統的建造物群保存地区に指定されているんですよ。


ここはテレビドラマのロケ地としてよく使われる辰巳大明神(辰巳神社)です。
辰巳神社は、京都御所より辰巳の方向(南東)にあることからそう呼ばれ、もともとは辰巳の方角を守る神社でした。
いつの頃からか、祇園の人々の信仰が厚くなり、特に芸舞妓さんが芸事の上達を祈って訪れるようになったそうです。


この巽橋は辰巳大明神のすぐ横にあり、白川にかかる切通しという路地へと続く小さい橋です。
ここもテレビドラマのロケ地としては定番ですので、見たことがある人も多いでしょうね。


白川の左岸(南側)には老舗の料亭が立ち並んでいます。
最近は以前ほど「一見さんお断り」というような感じではなくなったそうですが、
ワタクシなどはなかなかお店に入る勇気がありません。


この巽橋の前なんて、あと1時間もしたら観光客でいっぱいになるのはもちろんですが、
橋の前で某国の団体さんなんて何度も自撮り棒で写真を撮ったり、何枚もポーズをつけて写真を撮るので
ワタクシなどはまともな写真を撮れないんですよねぇ。


京都という街には文字では表現できない魅力があります。その魅力に多くの人が惹かれるのでしょう。
日本中から、そして世界各地からこの街に多くの人がやって来るのは当然かなぁと思います。
ただ、願わくば「郷に入れば郷に従え」ということを、外国からの観光客というか
某人民共和国の観光客には意識してほしいのですが、彼らにそれを望むのは無理でしょうね。


この界隈ではよくテレビのロケに出くわします。そして、これはワタクシの偏見かもしれませんが
マスメディア(特にテレビ)に携わる人間の多くは横柄で傲慢です。
ワタクシはここ祇園白川で「撮影しているので、そこどいてくれ」と怒鳴る人物を見ました。
言われた老夫婦が「すみません」と謝っているので、思わず「ちょっと待ってや。
どんな権利があってそんなこと言うねん。道路を歩いたらあかんのか」と気色ばんでしまいました。


上司のような人物が出てきて「今のは言いすぎました。すみません」と言っていましたが、
マスメディアに携わる連中の横暴ぶりはいろんな場所で見ているので、驚きもしません。
自分たちのことを特権階級のように思っているのでしょうね。
日本のマスメディアは「弱きに強く、強きに弱い」んですよ。

使用したカメラ：2,4,5,6枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


気がつけば時刻が8時前になっておりました。
家人が宿で待っており、朝食を食べに行かねばなりません。
本当ならもう少し撮影をしたかったのですが、家人を待たせるわけにはいきませんね。


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