よっちんのフォト日記

Tsumago Post Town, Nagiso Town, Nagano Pref.

さてさて、夏の信州旅行は長野県南木曽町の妻籠宿の散策から始まったのでありますが
妻籠の街を歩いていると、目につくものがありました。


というのは、街のあちらこちらにお祭り提灯が飾られているんですよ。


紅白の提灯が地味な色合いの宿場町に、鮮やかな色合いを与えているのです。
ワタクシはてっきり、「もうすぐ夏祭りがあるので、準備をしているのだろうなぁ」と思っておりました。


ところがそうではありませんでして、毎年7月23日と24日に、妻籠では和智埜神社(わちのじんじゃ)の夏祭りが行われ
ワタクシが訪ねた25日は、夏祭りの翌日だったんですよねぇ。


普段は夕刻ともなれば静かになる妻籠宿も、この二日間は提灯に明かりが灯され、子供たちの笑い声が聞こえ
露店なども出るので賑わうそうなんですよねぇ。


最近は外国人の観光客も訪れ、提灯を見たことが無い彼らは、明かりが灯った時に歓声をあげるそうです。


この日は夏祭りの翌日…宴のあとの寂しさが、妻籠の街を覆っていたのですね。


ワタクシは都会っ子ですので、だんじりに熱狂したこともなければ、お神輿をかついだこともありません。
でも、近所の神社で夏祭りが行われる日は朝からワクワクし、夕刻ともなればジッとしてはいられないものでした。


そんなワクワクした気持ちは、今の時代であっても子供たちは感じてくれていることでしょう。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


夏祭りや盆踊りが嬉しかった理由の一つは、夜の外出が許されることなんですよね。
昔は夜になると開いているお店もほとんどなかったし、小学生の外出なんて許してもらえませんでした。
だからこそ、お祭りの日は特別だったように思うのです。


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