よっちんのフォト日記

Sekkouji Temple, Katsuragi City, Nara Pref.

さてさて、今井町の昔懐かしい光景を楽しんだ後、ワタクシは奈良県葛城市にある石光寺を訪ねました。
石光寺は創建が飛鳥時代と言われる古いお寺で、現在は浄土宗の寺院であり、季節ごとにいろんな花が咲くお寺として知られています。
この時期になると寒牡丹が見頃になるので、ワタクシは今井町からの帰りに立ち寄ることにいたしました。


石光寺は奈良県と大阪府の県境に近い位置にあり、すぐ近くには当麻寺があるんですよ。
大和路のお寺らしい、質素で落ち着いた佇まいですね。


ワタクシ、ここ石光寺に行くのは今回が初めてでした。初めての場所を訪ねるのは、いつもワクワクしますよね。


境内を歩いていくと、菰に覆われた寒牡丹がありました。12月が一番の見ごろだそうなんですよ。


関西では牡丹といえば同じ奈良県の長谷寺が有名なのですが、ここ石光寺も花好きの人には知られたお寺です。
お寺の規模でいうと、長谷寺の方が遥かに立派なお寺なのですが、石光寺も四季折々の花が咲きます。


美しい女性を表現する言葉に「立てば芍薬　座れば牡丹　歩く姿は百合の花」なんて言葉がありましたね。
まあ、こういう言葉は男性側から見た「美しい女性」を表しているのであって、女性側からしたら反論も多いことでしょう。
ただ、そういった言葉すら今では死語になりつつありますね。


ワタクシは大阪で生まれ育ったので、京都も奈良も日帰りで行ける場所で暮らしてきました。
先日、ワタクシのブログに書かれたコメントに「よっちんさんはすぐ近くに立派なお寺や古い町並みがあっていいですね」と書かれていました。
ワタクシなどはそのことが当たり前のように思っているのですが、言われてみればありがたいことですよね。


四季折々に京都を訪ねることが出来る。それもちょっと早起きすれば、観光客で混雑する前の京都の町を歩くことが出来る。
奈良市内だけじゃなく、飛鳥や斑鳩だって一時間もあれば行くことが出来る。
それはすごく贅沢なことなのかもしれません。いや、ちょっとではなく、けっこうな贅沢ですね。


朝からずっと寒い中を歩いてきました。ちょっと身体を暖めたいなぁと思うワタクシでありました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


自分では当たり前のように思っていてその価値に気づかないことを、周りの人から教えられることってありますよね。
京都、奈良、さらには神戸に近い場所である大阪という土地に暮らしている幸せを、ブログにコメントを書いてくれる方から教えられました。
日々、私のブログにコメントをいただく人には感謝の気持ちでいっぱいです。


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