Andrews Memorial Hall, Ohmi Hachiman City, Shiga Pref.
さてさて、滋賀県近江八幡市を訪れてヴォーリズゆかりの建造物を訪ねるワタクシですが、
まだゆかりの建物があるんですよ。こういう時は歩くのがまったく苦になりません。
この建物は近江八幡教会なのですが、ヴォーリズが建築した教会は残念ながら消失しているんです。
現在の建物は1983年に再建されたものなんですよ。
再建したのは一粒社ヴォーリズ建築事務所ですので、ヴォーリズの建造物の雰囲気がそのままなんですね。
この日は日曜日なので建物の中ではミサをしておりまして、内部の見学は出来ませんでした。
近江八幡教会の隣にあるのが、このアンドリュース記念館なんです。
普段は内部に入れないこの記念館も、この日は開館されていたんですよ。
もともとはYMCA会館としてヴォーリズが活動の拠点として建てたものなんですが、
現在はYMCA会館は別の場所に建て替えられ、ここはアンドリュース記念館と呼ばれています。
アンドリュースというのはヴォーリズの学生時代の友人で、若くして死んでしまうんです。
彼の父がアンドリュースの死後、ヴォーリズの活動のために献金してくれた資金を元にこの建物を作ったんです。
ここも「内部は撮影禁止」となっていましたが、ボランティアの人に「写真はダメなんですよねぇ」と訊くと、
「著作権のある作品を写さなかったらいいですよ」と言ってくれました。訊いてみるものですなぁ。
ヴォーリズの建物の階段は、通常の階段よりも踏み面の幅が広く、逆に一段の高さは狭くなっています。
そうすれば傾斜が緩やかになるし、階段を踏み外しにくいという配慮なんですよ。
さらに階段には必ず踊り場が作られています。万が一階段を踏み外した場合、
一直線の階段だと一気に下まで落ちてしまうけど、踊り場があればそこで止まることが出来るからです。
身体の不自由な方、年配の方への配慮が100年近くも前の建物になされていたんですねぇ。
二階は和室になっておりました。日本を愛したヴォーリズらしい設計です。
そういえば、以前に同じ滋賀県にある堅田教会を訪ねたことがあるのですが、
ヴォーリズが教会の二階に和室を作っていたことを思い出しました。
これで今日の目的は終わり、帰路につくことになるのですが、
ワタクシ、近江八幡に来た時には必ず立ち寄る「織源商店」というお店があるんです。
ここは琵琶湖にある沖島から漁れたての湖魚を、無添加で手作りで作る佃煮を売っているんですよ。
ワタクシはここの佃煮が大好きで、必ず買って帰るんです。美味しいお土産も手に入れて、充実した一日になりました。
使用したカメラ:1,2,3枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
近江八幡…どの季節に来ても、何度来てもいい町だなぁと思います。
願わくばこの町で、暮らしてみたいなぁとも思うのです。
生まれ育った大阪は、もはや老後に暮らしたい場所ではなくなりました。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
さてさて、滋賀県近江八幡市を訪れてヴォーリズゆかりの建造物を訪ねるワタクシですが、
まだゆかりの建物があるんですよ。こういう時は歩くのがまったく苦になりません。
この建物は近江八幡教会なのですが、ヴォーリズが建築した教会は残念ながら消失しているんです。
現在の建物は1983年に再建されたものなんですよ。
再建したのは一粒社ヴォーリズ建築事務所ですので、ヴォーリズの建造物の雰囲気がそのままなんですね。
この日は日曜日なので建物の中ではミサをしておりまして、内部の見学は出来ませんでした。
近江八幡教会の隣にあるのが、このアンドリュース記念館なんです。
普段は内部に入れないこの記念館も、この日は開館されていたんですよ。
もともとはYMCA会館としてヴォーリズが活動の拠点として建てたものなんですが、
現在はYMCA会館は別の場所に建て替えられ、ここはアンドリュース記念館と呼ばれています。
アンドリュースというのはヴォーリズの学生時代の友人で、若くして死んでしまうんです。
彼の父がアンドリュースの死後、ヴォーリズの活動のために献金してくれた資金を元にこの建物を作ったんです。
ここも「内部は撮影禁止」となっていましたが、ボランティアの人に「写真はダメなんですよねぇ」と訊くと、
「著作権のある作品を写さなかったらいいですよ」と言ってくれました。訊いてみるものですなぁ。
ヴォーリズの建物の階段は、通常の階段よりも踏み面の幅が広く、逆に一段の高さは狭くなっています。
そうすれば傾斜が緩やかになるし、階段を踏み外しにくいという配慮なんですよ。
さらに階段には必ず踊り場が作られています。万が一階段を踏み外した場合、
一直線の階段だと一気に下まで落ちてしまうけど、踊り場があればそこで止まることが出来るからです。
身体の不自由な方、年配の方への配慮が100年近くも前の建物になされていたんですねぇ。
二階は和室になっておりました。日本を愛したヴォーリズらしい設計です。
そういえば、以前に同じ滋賀県にある堅田教会を訪ねたことがあるのですが、
ヴォーリズが教会の二階に和室を作っていたことを思い出しました。
これで今日の目的は終わり、帰路につくことになるのですが、
ワタクシ、近江八幡に来た時には必ず立ち寄る「織源商店」というお店があるんです。
ここは琵琶湖にある沖島から漁れたての湖魚を、無添加で手作りで作る佃煮を売っているんですよ。
ワタクシはここの佃煮が大好きで、必ず買って帰るんです。美味しいお土産も手に入れて、充実した一日になりました。
使用したカメラ:1,2,3枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
近江八幡…どの季節に来ても、何度来てもいい町だなぁと思います。
願わくばこの町で、暮らしてみたいなぁとも思うのです。
生まれ育った大阪は、もはや老後に暮らしたい場所ではなくなりました。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真(風景・自然)ランキングへ
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
よっちんさんはこの先今いる場所を
離れるかもしれないのですね
新しい地での生活もいいですねぇ^^
今日の写真は特に好きです
何か雰囲気が違います
素敵です 有難う御座いました
ポチ (^^)/
和室も絵になりますね。
教会もステキです(*^。^*)
☆~
館内も撮影出来て
お土産も購入して
最高に気分で帰路に付けるとは
嬉しさが伝わりました。
胸がほくっとしました。
応援!
気に入った景色の中、気に入った家で家
族に見守られながら静かに終焉の時を迎
えられたら、いいですねぇ。許されるも
のならば、畳の上でが理想です。
構わないだろうな~って、私も思うことが
あります。
美味しい佃煮に、出会いたいです。
応援シマス♪
私も大好きでつい買ってしまうのです
仕事で美食の外食が多いのですが、在宅中は白米にたくあんと佃煮がご馳走です
添加物なんて本来の食事には不要なはずですが
今では添加物が入っているものの方が廉価なのが残念です
名産品でも密封パックされた添加物ものは、まず美味しくありませんね
踏み面が深く蹴上げの高くない階段でないとお年寄りには危険です
昨日、道の駅「白鳥」へ行く用事がありましたが遠くでお年寄りが歩道との段差で転んでしまいました
私が常々、設計に疑問を感じている道の駅です
和室を作るなんてほんとに日本を愛していたんですね
それに階段の配慮が100年前から考えられていたなんて優しさにあふれて素晴らしいです
無添加の佃煮なんて良いですね~
応援ポチ!
こちらも素晴らしい建築ですねぇ、
とてもいい雰囲気ですわぁ。
和室もやっぱりあると嬉しいですね。
佃煮美味しいから大好きです。
ぽち!!
でも、充実した時間でしたね。
階段にも配慮した設計。
和室があるのも、いいですね。
日本の事、そして利用する方の事を、
考えられた設計。
素晴らしいです♪
凸