よっちんのフォト日記

Miyama, Nantan City, Kyoto Pref.

さてさて、シルバーウィークの初日である9月19日に京都府南丹市美山へとやって来たのでありますが、
お彼岸の季節になりますと、なくてはならない花が集落の中に咲いておりました。


彼岸花…いつの頃からでしょう。ワタクシはこの花が、ずいぶんと好きになってしまいました。


どんなに夏が猛暑であろうが、どんなに9月になって残暑が厳しかろうが、必ずお彼岸の日になると艶やかな花を咲かせてくれるんですよねぇ。
ワタクシは当然ですが、お彼岸になるとお寺さんに法要に出かけます。その時も、お寺の近くに彼岸花が咲いているんですよ。
この花を見ると、「今年もお彼岸が来たんだなぁ」という気持ちになるんですよねぇ。


彼岸花には多くの別名があります。一番有名なのは曼珠沙華でしょう。彼岸花という言い方よりも、こちらを好む人も多いようですね。


他には死人花（しびとばな）、地獄花（じごくばな）、幽霊花（ゆうれいばな）、剃刀花（かみそりばな）、捨子花（すてごばな）というように、
どうも不吉というか、忌み嫌うような名前が多いように思います。有毒であることも、そんな名前の由来なのかもしれません。


しかししかし、もしこの花が無かったら、お彼岸はずいぶんと寂しいものになってしまう気がするんですよ。
ワタクシはこの花を眺めながら、今自分がこの世に生を受けたことをご先祖様に感謝したいと思っています。


茅葺き屋根の民家が並ぶこの集落に、ひっそりと咲く彼岸花はとても似合うように感じました。


稲刈りが始まっておりました。今頃は、天日干しの稲がいっぱいでしょうね。


去年から電気炊飯器でお米を炊くのを止め、今は鍋に入れたお米をガスで炊いています。
炊飯器で炊くお米とは比べものにならないくらい美味しく、もう電気炊飯器を使う気にはなれません。


もうすぐ新米の季節ですね。待ち遠しくてたまりません。美味しいご飯を食べる時、日本に生まれてよかったなぁって思うんですよ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、今年の9月は本当に残暑がありませんでしたねぇ。
それはありがたいことでもあるのですが、何か次の自然災害や天変地異の前触れのように思えてしまうんですよ。
ちょっと心配しすぎですかねぇ。


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