Uda Matsuyama, Uda City, Nara Pref.
さてさて、少し前の写真になるのですが、ワタクシは2月の中頃に奈良県宇陀市の宇陀松山に行きました。
宇陀松山は江戸時代、宇陀松山藩の陣屋町として栄え、現在もその風情を残していまして、
一部が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている街なんです。
ワタクシ、宇陀松山の町並みが好きで、これまで何度も訪れているんですよ。
街の南外れに道の駅があり、道の駅の駐車場に車を停めて宇陀松山の街を散策します。
道の駅から歩いてすぐのところに、久保酒造という古くからの酒蔵があるんですよ。
創業は元禄年間、現在の建物は明治42年(1909年)に建て替えられたものだそうです。
主屋の入口には造り酒屋であることを示す “杉玉”が掛けられています。
造り酒屋は軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たすんですね。
この日はずいぶんと冷え込みまして、ワタクシが宇陀松山に朝8時に着いたのですが、
着いた時には気温がマイナス2℃になっていました。このあたりは奈良盆地の南の方になるのですが、
周囲を山々に囲まれた内陸部の盆地であるために、冬の冷え込みはけっこう厳しいんですよ。
前日に降った雪が、屋根の上に溶けないまま残っていますね。
「百貨店」という言葉に、なんともノスタルジックな気持ちを感じます。
子供の頃、田舎の街を訪ねると日曜雑貨店などに「〇〇百貨店」という屋号がつけられていましたよねぇ。
この通りが宇陀松山のメインストリートになるのですが、南から北に向かって歩いて行きます。
手袋をしていなかったので、手がかじかむような寒さでした。
とはいえ、雪国の人からしてみれば「マイナス2℃くらいで大袈裟に…」と思われてしまいますね。
こんな時間に通りを歩く人はほとんどいませんでした。当然のことながら、店舗も一軒も開店していません。
熱いコーヒーでも飲みたいなぁと思っても、入るお店がありません。
このあたりは吉野葛の産地として知られていて、良質な吉野葛は和菓子や日本料理等に広く使われています。
大宇陀は葛粉の製造期である冬の冷え込みが大変厳しく、また純度の高い美しい地下水に恵まれているのが
葛の生産に適しているのだと、以前、この地を訪ねた時に教えてもらいました。
ではでは、宇陀松山の街を歩いて行くとしましょうか。夜の冷え込みで雪が凍ってアイスバーンのようになっているので、
こけない様に気をつけないとね。なにせ、五十路も半ばとなれば足腰が弱くなっていますのでねぇ。
使用したカメラ:1,3,4,8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
奈良県にはこの宇陀松山を含めて、重要伝統的建造物群保存地区が三カ所あるのですが、
意外な感じがするかもしれませんが、奈良市内には一か所も無いんですよ。
他の二つは橿原市今井町と、五條市五條新町なんです。どちらも素敵な街なんです。
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さてさて、少し前の写真になるのですが、ワタクシは2月の中頃に奈良県宇陀市の宇陀松山に行きました。
宇陀松山は江戸時代、宇陀松山藩の陣屋町として栄え、現在もその風情を残していまして、
一部が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている街なんです。
ワタクシ、宇陀松山の町並みが好きで、これまで何度も訪れているんですよ。
街の南外れに道の駅があり、道の駅の駐車場に車を停めて宇陀松山の街を散策します。
道の駅から歩いてすぐのところに、久保酒造という古くからの酒蔵があるんですよ。
創業は元禄年間、現在の建物は明治42年(1909年)に建て替えられたものだそうです。
主屋の入口には造り酒屋であることを示す “杉玉”が掛けられています。
造り酒屋は軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たすんですね。
この日はずいぶんと冷え込みまして、ワタクシが宇陀松山に朝8時に着いたのですが、
着いた時には気温がマイナス2℃になっていました。このあたりは奈良盆地の南の方になるのですが、
周囲を山々に囲まれた内陸部の盆地であるために、冬の冷え込みはけっこう厳しいんですよ。
前日に降った雪が、屋根の上に溶けないまま残っていますね。
「百貨店」という言葉に、なんともノスタルジックな気持ちを感じます。
子供の頃、田舎の街を訪ねると日曜雑貨店などに「〇〇百貨店」という屋号がつけられていましたよねぇ。
この通りが宇陀松山のメインストリートになるのですが、南から北に向かって歩いて行きます。
手袋をしていなかったので、手がかじかむような寒さでした。
とはいえ、雪国の人からしてみれば「マイナス2℃くらいで大袈裟に…」と思われてしまいますね。
こんな時間に通りを歩く人はほとんどいませんでした。当然のことながら、店舗も一軒も開店していません。
熱いコーヒーでも飲みたいなぁと思っても、入るお店がありません。
このあたりは吉野葛の産地として知られていて、良質な吉野葛は和菓子や日本料理等に広く使われています。
大宇陀は葛粉の製造期である冬の冷え込みが大変厳しく、また純度の高い美しい地下水に恵まれているのが
葛の生産に適しているのだと、以前、この地を訪ねた時に教えてもらいました。
ではでは、宇陀松山の街を歩いて行くとしましょうか。夜の冷え込みで雪が凍ってアイスバーンのようになっているので、
こけない様に気をつけないとね。なにせ、五十路も半ばとなれば足腰が弱くなっていますのでねぇ。
使用したカメラ:1,3,4,8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
奈良県にはこの宇陀松山を含めて、重要伝統的建造物群保存地区が三カ所あるのですが、
意外な感じがするかもしれませんが、奈良市内には一か所も無いんですよ。
他の二つは橿原市今井町と、五條市五條新町なんです。どちらも素敵な街なんです。
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又兵衛桜を見に行く予定なので
是非行ってみたいです。
新酒はもう終わっているでしょうね。
応援P
宇陀松山は、宇陀川に沿って
開けた町なのですね。
旧家の立派な建物が
たくさんありますね。
朝早く行かれたのもあるのでしょうが
静かな趣のある佇まいの雰囲気がよく出ていますね。
雪の残る屋根も大阪ではなかなか見られない風景ですね。
「〇〇百貨店」今もそのままの屋号で
お店を開けておられるのですね。
学校と、恩師と、とりまく人々、
この小さな田舎町には多くの思
い出があります。感傷的になっ
た時にふらりと行きたくなる。
行く度に何かしら発見があり、
気分転換になる。母の懐のよう
などこか懐かしい宇陀の街です。
個人的一番気に入りは、冬の足
音が迫る頃、橋の向こうから望
んだ阿紀神社。おすすめです。
宇陀松山藩って、あったんですね。
ほんと、無知で(汗)
風情のある街並みですね。
冷え込んだ空気感も伝わる、お写真ですね。
続きも楽しみ。
凸
静かな街並みとして残されていますね。
お茶したいところですね~
☆
寒そうですね
盆地のせいで冷え込みが厳しいのですね
落ち着いた町並みがいいですね!
最後の写真素敵です
応援ポチ!
このような街並みは歩いたことがないので
写真を見入ってしまいます。
電柱の電灯がおしゃれです。
赤いポスト‥今の四角いのより、こっちのほうが好きだな~。
応援♪
よっちんさんからはいつも
知らない所を教えてもらいます。