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ほぼ毎日、有酸素運動と筋トレをやっているのですが・・・
体格指数(BMI)が21前後で
どちらかというと痩せの部類に入ってしまいます
ただ、筋肉量は52Kg前後で安定はしているんです。
この筋肉量をできるだけ落とさないようにと
日々、がんばって筋トレをやってる訳なんですね。
でも、やはりこの年になると・・・
中々増やすまではゆきませんね。
兎に角、体脂肪率も11~12%台で内臓脂肪も8レベル前後を維持できてはいるので一安心なのですが
少しでも気を許すと筋力が落ちてしまうので、
腹筋100回・腕立て伏せ100回・背筋1分・プランク4分・左右の側筋各1分・スクワット100回・25Kgの握力左右各100回
このメニューは欠かすことが出来ません・・・ただ、時には辛すぎてできない日もあります・・・
一番つらいのは、プランクといって両肘で体を支え真っすぐ板状にした状態を保つだけなのですが
4分間となると、あちこちに負荷がかかり結構しんどいんですよ。
ところで、「フレイル」という言葉を聞かれたことありますか?
実は私も初めて知ったのですが・・・
筋力や心身の機能が低下して健康障害を生じやすい高齢者特有の健康状態のことを言うらしいんですね。
- 判定基準は・・・
- 体重が半年で2、3㌔減った
- 特に理由なく疲れやすくなった
- 外出して活動する機会が減った。
- 握力が男性で26㌔、女性で18㌔を下回った
- 信号が青のうちに横断歩道を渡れなくなった
1、2項目だと・・・プレフレイル
私は「特に理由なく疲れやすくなった」に該当するんです・・・ということは・・・
フレイル予備軍ということですか・・・もっと頑張って筋トレやらなくては!(^-^;
皆さんも出来るだけ介護されないように今から下半身を鍛えましょう!!
今朝は、フレイルに関する記事を転載してみようと思います。
~以下、1月18日読売新聞夕刊より抜粋~
フレイル
自立した生活を送っていて、筋力や心身の機能が低下して健康障害を生じやすい高齢者特有の健康状態を「フレイル」といいます。早くに見つけて適切な運動と栄養管理に取り組めば老後を元気に暮らすことが出来ますが、対処しないと要介護の原因にもなります。
なぜ起きる?
個人差はありますが、心身の機能は、70歳を過ぎた頃から著しく低下していきます。定年退職などで外出機会が減り、食欲も落ちれば、足腰を中心に体の衰えが加速します。風邪など、ささいなきっかけで大きく体調を崩すようになり、なかなか回復しません。心身衰え 中高年から予防
無理せず下半身鍛える
こうした状態はかつて、高齢者の「虚弱」「衰弱」などと呼ばれ、年のせいとの誤解から、予防すべきものとの意識が医療や介護の現場でも不十分でした。そこで、日本老年医学会が2014年、「frailty(弱さ、虚弱)」という英語から「フレイル」と名付けて判定基準を定めました。どんな症状?
判定基準は、①体重が半年で2、3㌔減った②特に理由なく疲れやすくなった③外出して活動する機会が減った④握力が男性で26㌔、女性で18㌔を下回った⑤信号が青のうちに横断歩道を渡れなくなった――の5項目。このうち、3項目以上該当すればフレイル、1、2項目では予備軍の「プレフレイル」とされます。国立長寿医療研究センターが15年、フレイルの人では、健康な人に比べて、2年間で新たに要支援・要介護と認定される危険が4.7倍高くなるとの論文を英医学誌に発表しました。
高齢者は平衡感覚や視力なども衰え、転びやすくなります。大阪大の杉本研講師(老年・総合内科学)は、「その危険性が、フレイルの人は健康な人の4倍、プレフレイルでは2倍に跳ね上がります」と話します。
どう治すの?
スクワットや片足立ちなど下半身を鍛える運動を、週3回、30~60分かけて行うと効果的です。筋力の回復には1日7000~8000歩程度のウォーキングも有効ですが、体調の悪い時に無理してはいけません。運動する際は、誰かに見守ってもらい、転倒予防に手すりなどにつかまって下さい。食事も重要です。肉や魚、豆類などのタンパク質だけでなく、カルシウムや、ビタミンB6(レバー、サケなど)、ビタミンD(シラス干し、カレイなど)、ビタミンK(ホウレンソウ、春菊など)も一緒にとりましょう。筋肉や骨を作る効果が一層高まります。
お勧めは?
中高年の時から体重管理に気を付けましょう。痩せすぎはいけませんが、肥満になると脂肪から出る物質で筋肉が衰えることが分かっています。体重(㌔・㌘)を身長(㍍)の2乗で割った数値「体格指数(BMI)」は22~25に保つのが理想とされます。家に閉じこもると、うつ傾向になったり、認知機能が低下したりします。活動しないから食欲が落ち体力も衰えてしまいます。ボランティアや趣味などで社会との接点を持ち続けることもお勧めです。
大阪大 杉本研講師
(老年・総合内科学)
(老年・総合内科学)
60歳代の人でも、「自分は大丈夫」と高をくくって運動や栄養管理を怠ると危険です。糖尿病の患者さんでは、フレイルになるのが10年近く早まると言われますので、要注意です。